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高度異形成(子宮頸がん前がん病変)になりました -番外編-

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そんなこんなで約1ヶ月延期になったので、会社に限度額認定証の取得をお願いしました。
1ヶ月しっかり引きこもって延期になり、自暴自棄になりかけながらも、融通を利かせてくれたり親身になってくれてる会社を裏切る事になりかねないと、なんとか大人しく過ごしました。
(一人の友人とだけ2回会いましたが、罪悪感が半端なかったです)

が、6月27日、うちのアーティストのワンマンライブでした。
この日までずーっと、体調悪かったり落ち込んだりしながらも準備を頑張ってきました。
私にとっては初めて担当する有観客ライブです。
本番を見届けられないのは悔しすぎるし、当日のリハだけでも顔を出したいとわがままを言って、感染対策を万全にした上で自己判断で動いていいと会社から半ば強引にOKをいただきました。

今後もこの仕事を続けていくつもりだけど、万が一手術の結果が悪かった場合、このライブが最後になるかもしれない、それなのにこのライブを観れなかったら一生後悔する、と思いました。

そして本番当日、マスクを二重にして消毒をかかさず、初めてのライブ現場の仕事。
2ヶ月引きこもっていたので体力に自信がなく、張り切り過ぎないようにしようと心に決めていましたが、朝からテンションMAXで心拍数も高く、結局最後まで全力でいろいろなサポートをしました。
人に会えるってすごく嬉しかったし、自分が製作したグッズをお客さんたちが身に着けてきてくれて嬉しかったし、そして何よりライブ会場にいるみんなが楽しそうで嬉しかったです。
ライブがなんとか無事に終わってホッとしました。
現場に出ないとわからない事や、今後の課題なども見えたので、無理を言って本番も参加して本当に良かったです。
そして生の音やパフォーマンスは元気をもらいました。
手術頑張ろう!と思える最高の一日でした。

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翌日、6月28日にPCR検査を受け、夕方に電話が来なかったので、いよいよ入院です。
長かった、ここまで本当に長かった。

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