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高度異形成(子宮頸がん前がん病変)になりました⑦

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5月10日看護説明と手術前検査結果、手術日がわかるかも?の日でした。

手術日が今日わかるのかなー?という軽い気持ちで行ってカウンター食らいました。
月曜日だというのにあまり混んでなく、わりとすぐ呼ばれ、看護師さんから入院に関する説明を受けました。
入院当日に付き添いがいるかを確認され、緊急連絡先へは手術終わった連絡などをするらしい。
付き添いなんかもちろんいないし、先日の入院申し込みの際に緊急連絡先を記入しなければならない時が一番メンタルにきました。
親兄弟とはそこそこ疎遠で、パートナーも子供もペットもいない、緊急連絡先に誰を書くんだ、、という気持ちになり半ベソでした。笑
そんなことを思い出しながら、看護説明を終え、待合室に行くと診察室へすぐ呼ばれた。

入るなり、先日のピルの件を先生から謝罪され、さらにまだ手術日が決まっておらず、来週には決めて連絡ができるはず、と。
そんなことより一番ショックだったのが、手術前検査で「心電図の結果が悪かった」、「心筋梗塞の疑いがある」と言われ、麻酔がかけられない可能性があるので紹介状書いたから循環器内科にもかかって麻酔できるかどうかの結果を持ってきて欲しいと言われました。
あまりのショックに、細かい病名というのか症状名というのか、見慣れない漢字の羅列を全く認識できず、自分の詳細な状況を理解できないまま「あっ、わかりました」と帰ってきてしまった。
今日はこの心電図の結果について結構話してくださったと思うけど、全然頭に入ってこなかった。

ぼーっとしたまま会計(240円)を済ませ、循環器内科の予約を取りに行き、5月28日に婦人科の予約を取っていたのでその日の前の時間に循環器内科の予約を取り、帰路へ。
病院の門を出るところで、勘違いに気づく。その日までに色々な状況をクリアにしていなければ手術できないじゃん!
また病院内へ戻り予約カウンターへ。

仕事の状況も考え、5月14日に循環器内科の予約を取り直しました。
そしてようやく帰ることに。
天気も良いいし、打合せまで時間があったので途中まで歩いて帰ろうと歩き始め、友人に電話しました。
声を聞いたら涙を我慢できませんでした。
人生の中で何度となく自分の思う通りにならなかったこともたくさんあったけど、こんなに思い通りにならないことってあるんだなと実感しました。
厄年明けたのにな。

正直、パートナーも子供もペットもいない自分のためにしか生きていない私にとって、励ましの言葉をくれた友人知人には申し訳ないけど、これを乗り越える意味や術が思いつきません。

生きなきゃいけないことは頭でわかっていても、辛い気持ちに襲われ無気力です。

今勤めている会社は、私のこんな気持ちも察してくれて、今日は打合せ以外はゆっくり休んでいいよ、と言ってくれる本当にいい会社です。
とても感謝しています。
だから任されていることはやらなければいけないと思いますが、心身がバラバラでうまく進められません。
こんな自分にも嫌気がさしてきます。

ただ、こんなに落ち込んでもきっと時間が経てば乗り越えているのが私だと思うので、これは今の私の記録として、これから先どんな心境の変化が起きるのか楽しみです。

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