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高度異形成(子宮頸がん前がん病変)になりました⑥

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4月30日、前日には熱が下がっていたものの、2日前に熱があったということで、念の為別室で待たされ、看護師さんが呼びにきてくれました。
診察室に入ると、手術の方法やセカンドオピニオンの可能性、私の希望などもしっかり確認してくださり、この時初めて先生とまともに会話をしましたが、この先生が担当でよかったな、とこれまでのコミュニケーション不足による不安が一気に吹き飛びました。
仕事の関係もあるので最短での円錐切除手術の希望を伝えると、たまたま5月20日だけが空いていると、この日を逃すと6月に入ってしまうとのことで、5月20日で即答しました。
この後時間があれば手術前検査をして、その検査結果と看護説明を5月10日に、PCR検査を5月17日にして、問題なければ5月20日に手術をしましょう、という話になりました。

PCR検査で陽性が出ると最低2週間は入院予定が延びてしまいます。

診察室を出た後に、ピルを飲んでいると手術ができない、という記事をふと思いだし、受付のお姉さんに尋ねましたが、わかりかねるので次回の予約時に先生に確認してください、と言われ、そのまま手術前検査(レントゲン、採血・採尿、心電図)を一通りして入院申し込み、会計をしました。(3800円)

長い半日でぐったりしながら帰宅し、仕事していると病院から着信があり、折り返すと入院時の食事や薬のアレルギーの確認でした。
すごく丁寧にヒアリングしていただき、たくさん患者さんがいる中で一人一人こんなに丁寧に対応してくださるのかと心から感謝しました。

その夜、また病院から電話がかかってきて、相手は先生でした。
「ピル飲んでますよね、まだ飲んでますか? 今カルテを見ていたのですが、もしまだ飲んでいる場合は5月20日に手術できません、ごめんなさい。」と。
この病院の規定なのか、この手術全般そうなのかわかりませんが、ピルを飲んでいた場合、ピルをやめて4週間経過しないと手術ができないとの事でした。

5月10日は検査結果と看護相談の予約を取っていたので、それはそのままにして、その日までに手術の日をお伝えできるように進めます、と先生は言ってくれました。
他に選択肢がなかったので、この予定でお願いをし電話を切りましたが、最短で手術できると思った矢先にできないとなり、その先の手術の予定はまだ決められないと言われ、メンタルへのダメージが大きく、号泣しました。(2回目)笑
精神的にキツすぎたので、最低限やらなければならない業務を終わらせ、連休に入りました。

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連休はほとんど仕事のことを考えず、いっぱい寝たり、自分と自分の病気と向き合ったり、ドラクエやったり、たまに散歩したり、とにかくゆっくり過ごす事ができ、精神・体力ともに復活できました。

入院までにコロナにかかってしまうと手術自体延期になって病状が悪化しないとも限らないので、先日の美味しいランチを最後に自主隔離しています。
自分は健康体だと思っていたので、以前は気をつけながらも仕事などで外に出ていましたが、いざかかってはいけない状況になると、1年前のようにしっかりSTAY HOMEするもんですね。

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