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【読書記録】「自分らしさ」はいらない 松浦弥太郎

この本を読む前に一冊だけ松浦弥太郎さんの本を読んだことがある.「センス入門」という本だ.その本を読んで松浦弥太郎さんの考え方だったり,文章から伝わってくる思慮深さともいうべきものにとても感銘を受けた.言ってしまえば,松浦弥太郎さんのファンになってしまったのだ.本屋で松浦弥太郎さんの文庫本は無いかなと探して買った一冊が『「自分らしさ」はいらない』だ.

もちろんタイトルに書かれている通り「自分らしさ」は変に考えすぎないほうが良いよということは言っているが,それはこの本を読むにあたっての導入みたいな話の種の一つである.

噛み砕いていってしまえば,「他人の気持ちになって考える」という一言に尽きると思う.当たり前じゃん!って思う人もいるだろうし,何度も子供の頃から聞かされた話だからうんざりって人もいるだろう.しかし,これを実践できてる人はごく少数なのでは?と思う.

自分もバイトしている時,お客さんの立場になって仕事しているか?と言われたらすぐには頷けない.自分の心配りを常にしているか?どうやったらお客さんに気持ちよく利用してもらえるのか?と自問自答してはいない.

心に強く残っているのは「自分に関係ないものはなにもない」という言葉である.常に観察し,気づきを得ようとする姿勢を会得したいものだ.

余談

虹夏ちゃんのねんどろいどが3月あたりに届いたので,本関係のものはこうやって虹夏ちゃんにも写ってもらおう.これが私の記事だ!!!と一目でわかる記号みたいなものにしようかな.

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