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人が来ようが来まいが知ったこっちゃない

7月1日(水)曇り。昨日で各団体の総会が終わり、今年度がやっとスタート、夏のイベントが動き出す。と言ってもコロナ禍中で制約は多い。でもこれをどうすり抜けるか考えるのは結構楽しい。いや、去年より確実に楽しい。中止にするのは簡単だけど、知恵を絞って切り抜けたほうが新しい世界が広がるはず、と思うとワクワクする。毎年開催している山の日イベント「海、山へ行く」はコロナ禍で海水浴場がオープンできない「須磨」をモチーフにした。須磨の皆さん、ごめんなさい。原寸大(というのか)の架空の駅「須摩ビーチ」の駅名標を作った。どうこう考えているより実物(ではないけど)を作った方が早い。虹の駅の納涼イベント「ステラ451」はチェアリングと組み合わせる。前々からチェアリングは摩耶山と親和性があると思ってて、今年の1月に塩屋のイベントで発案者のスズキナオさんに会う機会があり直談判した。コロナのおかげで考えがまとまっていく。正直イベントは構想を練っている時が一番楽しい。なんなら本番はやらなくてもいい。

昼は昨日の残りのタコとトマトでパスタ。メシも冷蔵庫のあり物に何を追加すれば美味くなるかを考えている時が楽しくて、メシを作るということは毎日イベントをやってることになるのかもしれない。

いや、そもそもイベントという言葉があんまり好きではない。自分のやってるイベントは物語をつくることだと思っている(と偉そうに言ってみる)。場所の記憶や場所の持つポテンシャルを紡ぐことが自分にとってのイベントなので、単に集客のためや賑やかし(活性化!)にやっつけでやってるイベントを目にすると、それと同じ地平でイベントって言われてもな、と思う。なので、伝えたいと思ってるストーリーがきちんと伝わることが一番大事で、人が来ようが来まいが知ったこっちゃない。

夕方、大蔵海岸へ行く。今日は対岸の淡路島が近い。アウトドアショップでチェアリングで使う道具を確認。いいテーブルがあった。近くにある温泉に寄る。風呂から出て体重計に乗ろうとすると、壁にタオルをかけるフックがあった。風呂屋に行くと毎回「体重を測る時のタオルの置き場所問題」に一瞬脳がフリーズするけど、サラッと解決していて感心した。ちゃんと風呂屋という場所のストーリーが考えられている。

9時ごろ家に帰ってメシ。時間がないのでT安の味付けミンチをレタスで巻いてコンソメでさっと煮る。それと東畑原市場のY岡鮮魚店のマグロ刺身、もずくソーメン。コンソメは5月の誕生日プレゼントでKやんからもらった高級洋風だしを使ったら抜群にうまかった。

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