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渡来系だからといって、現在の韓国と関わりが深いわけでは無い気がする〜。埼玉県日高市/高麗神社 【神社を楽しむ#001】

諸々の記事はあくまで個人のエンタメ的考察ですので、不敬だとか不遜だとか言われても困りますのでよろしくです。

埼玉県日高市にある高麗神社は、朝鮮・高句麗系の高麗王若光(奈良時代710-784)を主祭神に据えたお社で、猿田彦命と竹内宿禰もご祭神としています。

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若光の渡来については神社のWEBサイトに簡潔にまとめられているのでそちらを閲覧した方が正確な情報が得られるかと思います。

なぜ、高麗一族が日本に渡ってきた?

簡潔に書くと、668年に朝鮮半島の高句麗は唐・新羅との戦いに敗れて、その一族が日本に渡ってきたと考えられています。716年には1700人を超える高句麗の人が、高麗神社の界隈、現在の日高市にまとまって来ていたことの解説がされています。

ご祭神の『猿田彦』と『竹内宿禰』。これに『若光』。これも興味深いところ。猿田彦、竹内宿禰は朝鮮/大陸にゆかりを持つ神社などに多く祀られていますよね。

現認されている中国最古の国いわゆる『殷』の系譜なのかなと。

このあたり貼っておきます。DNA的にも現代韓国人・中国人と日本人のソレとは違いますしね。


もろもろ端折りますが、高麗一族のご祭神は『素戔嗚』であることにたどり着きます。理由は八坂神社を創建したのは高麗一族。その八坂神社のご祭神は『素戔嗚』。となると、なぜ素戔嗚がここに祀られていないのか、少々、気になるところではあります。

ちなみにですが、大陸からの渡来系氏族が絡む神社の御祭神は『素戔嗚』『牛頭天王』『猿田彦』『竹内宿禰』『宇賀野御霊』『豊受大神』。このあたりが絡むことが多いですよね。

『朱蒙<チュモン>』つまり八咫烏の紋が石碑に掘ってあったりとこれも興味をそそられます。加茂氏のルーツとも繋がってくるので、高麗一族そのものは、やはり西方から繋がってくる民族の一団と関係があるのではないでしょうか。

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このあたりは氏族のルーツを紐解いていく伏線になっているので、いずれ深掘りしていきたいと思います。カラーシャ族については自身の考察のための資料として拾ってきた記事を貼っておきます。

最後にこちらには水天宮もあったりします。そちらまでは、ちょっと掘り込めていませんが、造化三神の一角、アメノミナカヌシが水天宮の御祭神。あとは安徳天皇ですかね。


キーワード:高麗氏、蘇我氏、加茂氏、契丹古伝、盤古、インシュ・シナク、パン、シヴァ、イム、ヤミ、ゾロアスター教、カラーシャ族、パキスタン、アレキサンダー大王、古代ギリシャ、閻魔大王。




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