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ODと解離と閉鎖病棟

こんばんは、ヲノデラです。


前回、閉鎖病院に5〜6月と入院して無事退院。
と思いきやまた戻ってきてしまいました。
11月から入院して、退院目安は1月下旬です。卒論がヤバい。

原因は処方薬のOD (オーバードーズ)。
わたしには解離性障害もあるのですが、頓服薬を久しぶりに飲んだのを引き金に解離人格がやってしまったみたいです。
その量150錠、いろんな人から「よく生きていたね」と言われる日々。

きっと理由はたくさんあった。
病気なのが嫌になって定期薬を全く飲まなくなっていたこと。
飲まなくなった頓服薬や定期薬を律儀に溜め続けていたこと。
近いうちには死のうと思っていたこと。
それを頭の中でずっとシミュレーションしていたこと。
たくさんのストレスが一度にかかったこと。


緊急搬送され、そのまま閉鎖病院に送られてから1ヶ月。
最近思うようになったのですが、解離人格はもしかして死にたかったんじゃなくて、わたしのことを逃がそうとしてくれたのかな?と。

わたしの解離人格は虐待によって生まれました。つらい状況からわたしを逃すために。現実逃避をさせてくれるために。
もしかして、またわたしのつらい気持ちを汲んで、逃がそうとしてくれたの?
最近寝ても寝てもくたびれていたわたしを、少しでも休めるようにしてくれたの?

そう気がついたとき涙が止まりませんでした。
ごめんね、150錠も飲むの、大変だったよね、苦しかったよね。
きっと全部わたしのためにやってくれたんだね。

この文章を書いている今も涙が止まらない。
解離障害はなかなか厄介な病気です。自分でも、???と思うシーンが日常にたくさんある。
でも彼女たち、わたしを守るために生まれて、わたしの中で生きててくれているんですよね。

少しだけ、彼女たちの存在を受け入れられる出来事になりました。
いつもわたしのこと、守ってくれてありがとう。
いつか直接お礼が言えたらいいのに、そう思う日々です。

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