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東京都 都市公園制度制定150周年「清澄庭園」をめぐる

東京都 都市公園制度制定150周年

東京に最初の5公園が生まれたのは、今から150年前

https://www.tokyo-park.or.jp/Tokyopark150years/

明治6年(1873)10月=上野恩賜公園、芝公園 開園
明治36年(1903)6月=日比谷公園 開園
大正6年(1917)5月=井の頭恩賜公園 開園
大正13年(1924)4月=旧芝離宮恩賜公園 開園

年表によると最初の5つは上記かな?

そして〜2024年3月31日まで公園めぐりデジタルスタンプラリーをしていて金銀銅の特製ピンバッチがもらえるみたいです。

ラリーポイントは86箇所の都立公園・都立庭園・都立動物園・水族園。

↑都内にこんなに公園ってあるんですね〜知らなかった〜

https://www.tokyo-park.or.jp/Tokyopark150years/park/

公園って好きですか?

私は割と好きなのは〜葛西臨海公園
一時期、浦安に住んでいたので毎朝ウォーキングに行ってた時期あるんです。
観光地的でもあるけど、私のイメージは野鳥の森
BBQセットも簡単に予約できたり、水族館もペンギン好きにはお気に入り。引っ越してからは行ってないなぁ・・・行きたくなってきた。

井の頭公園も、良く行く公園で、高校の友人が近くに住んでいたせいか良く行くし、なんとなく土地勘ある場所。コチラも動物園とある意味セットで良く行ってた。

そして今回の清澄庭園は知人が毎年、涼亭を借りて宴をしてくれるイベントあり、和装で集合〜という貴重な体験に何度かお邪魔していて勝手に親近感ある公園。

公園×水族館(野鳥の森)
公園×動物園
公園×?

何か掛け合わされているのが好きなのかも。


清澄庭園の醍醐味


私は「石や池」が好きでして・・・なんのこっちゃという感じですが、清澄庭園の良さって「石や池」なんです。

パンフレットにもあるのですが「岩崎家三代が築いた名石の庭」



名石=伊豆石、伊予青石、紀州青石、生駒石、佐渡石、佐渡赤玉石、備中御影石、讃岐御影石
上記は岩崎家が自社の汽船で全国の石の産地から集めたとのこと。
この名石には名前があり、そこここに点在する石には名前がついており札が立たれていました。(写真撮りたかったのですがあまりにも多くて、さらに人も割と多くて・・・断念、また次回)

もう入り口からして、味わいあるつくばい

そして、さらりと飛び石が点在。今回実はゆっくりお庭を堪能したのは初!いつも着物または浴衣で所作に難有りの私は、涼亭まで飛び石を渡るのに心許なくて〜最短で安心ルートを選択していたのです。

今回は洋装な上、スニーカーチックな歩きやすい軽装でしたのでガンガン突き進みご機嫌。気候もよくニンマリ。
この池の端に石を転々と置いて歩けるようにしたものを「磯渡り」と呼び、景色を楽しむそう♪ 確かに楽しい!

はい!奥に見えるのが涼亭です!
池に突き出るように建てられた日本情緒豊かな風景ですね。

涼亭は明治42年(1902)年に国賓として来日した英国キッチナー伯爵を迎えるために岩崎家が建てたものだそうです(パンフレットより)
東京都選定歴史的建造物です。

涼亭での時間の過ごし方

2019年の夏頃の思い出を少々

料亭の中はこのような趣、上の写真にもありますが涼亭からのお庭を鑑賞が本当に美しくも優雅で、ここで記念撮影が醍醐味です。

ついついウロウロしますが、初めてでド緊張してるし浴衣がキツくてアワアワしていたのを思い出す。

とはいえ、お食事には目がなくて

亀戸/桝本をこの時はご用意いただいており

美しくも美味でした至福、もとい口福〜桝本見ると歌舞伎を彷彿するのはなぜかな?

そして涼亭の夕方から夜を予約した人だけが見れるのがこの景色〜

ちなみに予約方法は〜6ヶ月前の同日午前10時から受け付けます。

涼亭(40名)
1ー 午前の部(9:00~12:30) 5500円
2ー 午後の部(13:00~16:30) 5500円
3ー 夜間の部(17:00~20:30) 5500円
開園時間は別途入場料が必要

パンフレットより


花鳥風月?

公園内では四季折々の花々や鳥を楽しめますが、この日はアオザギ遭遇。ちなみに入口に注意ありますが、カメには近づかない方がベター。磯渡りしてると、めちゃくちゃ近くにくるけど触らず〜


この時期に紅葉している紅葉もあるんですね〜

この日は空も綺麗で澄んでいて清々しい〜

「自由広場」が寛ぎすぎる件

いつも涼亭より先に行ったことなかったのですが、今回その先の「自由広場」へ、ここのテーブルとベンチが、気候もよく日陰でついつい長居。


あまりにも居心地良くて・・・カフェに行こうとしていたことを忘れるひととき〜(でもね、ここは飲食というか宴はNGのようで変わるがわるスタッフが通るので休憩する感じでど〜ぞ)

奥には芭蕉の句碑や、花菖蒲や水辺もあって、ここは再訪するな〜という居心地の良さ。葉桜でしたが、桜の時期も枝ぶりが身長くらいなので良さそう〜

今の時期はシャガやツツジ(サツキ)が咲き始めてました。先ほど自由広場に花菖蒲の水辺ありましたがパンレットの花暦によると咲きはじめは6月頃のようですね〜

最後に富士山からの景色〜涼亭(手前左)・大正記念館(奥・中央)を望む〜あぁ空が広い〜な空間。

ちなみに「富士山」とは
清澄公園で最も高い築山で関東大震災以前には山頂近くには樹木を植えずにサツキやその他のツツジ類の灌木類を数列横に配して、富士山にたなびく雲を表現したもの

パンフレットより

大正記念館とは
大正天皇の葬儀に用いられた葬場殿を移築
最初の建物は戦炎で消失、そのため昭和28(1953)年に貞明皇后の葬場殿の材料を使って再建、平成元年(1987)年4月に全面改装・集会場として利用できる

パンフレットより抜粋

清澄公園
・江戸の豪商 紀伊國屋文左衛門の邸跡と伝えられる
・明治11(1878)年 岩崎彌太郎がこの邸宅を含む一帯約3万坪を取得
 ↑社員の慰安や貴賓を招待する場所として造園を計画
・明治13(1880)年「深川親睦園」を開園(2年で作り上げたんですね)
・回遊式林泉庭園
・大正12(1923)9月の関東大震災や昭和20(1945)年3月の大空襲の時には避難所として多くの命を救った

最後まで読みいただいた方に〜

5月4日=みどりの日は無料公開日 (10月1日=都民の日も!)

通常は入園料は 個人150円(65歳以上=70円)です。

〜〜〜〜〜
文化財庭園は都内に9庭園!

・浜離宮恩賜庭園
・旧芝離宮恩賜庭園
・小石川後楽園
・六義園
★旧岩崎邸庭園
★向島百花園
・清澄庭園
★旧古河庭園
★殿々谷戸庭園

また未体験は★の4つ! コンプリート欲が・・・芽生える清澄公園探訪でした。

実は本当はここが目的ではなかったのですが、あまりにも居心地良くて2つほど行く予定の場所を変更してもここにいたかった〜な公園でした。

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