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#12 オートファジー老化を遅させる唯一の方法の話

こんにちは、20kg太った栄養士のとおるです。ダイエット開始から8週間で体重が86.4kgから80.2kgに減少し、健康的な健康習慣の恩恵を実感しています。
具体例としては、運動を始めてから朝起きるのも前ほど苦ではなくなたと実感しています。もし運動もせずにどんどん歳をとって今何もしないと考えるとゾッとする思いです。
僕も、20代後半なので今のうちにやれることをやらなければと考えるようになりました。

ベンジャミン・フランクリンがこんな言葉を残しています。

【人生の悲劇は歳を取るのは早過ぎ、賢くなるのは遅すぎることだ】


そこで今回は、25歳を過ぎると始まるとされる「老化」と、その進行を遅らせるかもしれない「オートファジー」についてお話しします。

オートファジーとは何か?

オートファジーは細胞のメンテナンスプロセスで、不要なタンパク質や古い細胞構造を分解し、再利用します。このプロセスは、細胞にストレスを与えることによって促され、断食や運動がその例だと言えます。細胞はこのプロセスを通じてエネルギー効率を向上させ、老化や病気の進行を遅らせることができるのです。

老化の開始とオートファジーの役割

科学的には、人間の体は25歳を過ぎると老化が始まりますが、オートファジーを活性化させることで、このプロセスを抑制し、長く健康を維持することが可能とされます。オートファジーは細胞の不要な部分を効果的に「掃除」し、新しい細胞の生成を促進することで、老化を遅らせる可能性があるとされているのです。

オートファジーの活性化方法

  1. 断食: 定期的な断食は体内のインスリンレベルを下げ、グルカゴンの生産を促進します。これによりオートファジーが促進され、老化細胞が破壊されエネルギーに変換されます。

  2. 運動: 物理的なストレスとしての運動もオートファジーを促進します。特に高強度のインターバルトレーニング(HIIT)が効果的です。

  3. 栄養: 糖質を制限し、健康的な脂質を摂取することが推奨されます。精製糖や人工甘味料は避け、オメガ3脂肪酸が豊富な魚やマカダミアナッツ、高品質のオリーブオイルを積極的に取り入れるといいでしょう。

オートファジーによる健康効果

オートファジーは、がんや心臓病、認知症などの病気のリスクを低減するだけでなく、細胞内のミトコンドリアの機能を最適化し、全体的なエネルギーレベルを向上させる効果があるってわけです。また、オートファジーは細胞内の欠陥タンパク質や古いミトコンドリア(細胞内のゴミ的なもの)を取り除くことで、細胞の健康を保ち、長寿に貢献する可能性があるのです。

AMPKとオートファジー

AMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)は、細胞のエネルギーバランスを調整し、エネルギー不足時にオートファジーを促進する酵素のこと。AMPKは運動やカロリー制限、特定の食品成分や医薬品によって活性化され、細胞の生存能力を高めるとともに、健康寿命を延ばす効果が期待されます。

オートファジーのバランスの取り方

オートファジーは細胞の不要な部分を掃除することで知られていますが、このプロセスを最大限に活用するには成長と体内洗浄の期間を適切にバランスさせることが大切。成長期間では細胞が活発に分裂し、体内洗浄期間では古い細胞や不要なタンパク質が分解されます。
年間スケジュールで考えると、8ヶ月はオートファジーをオンにし、4ヶ月はオフに設定することが理想的と言われているので。
2:1が理想なのでたとえばではあるのだけど。
2日間の活動(断食やHIIT)に1日の休息を設けることで、体のリズムを整えながら老化を遅らせることができるでしょう。

老いなき世界で有名なシンクレア博士の使うサプリメントもまとめてるのでよければ。

まとめ

老化は避けられないことですが、オートファジーを適切に管理することでその速度を遅らせ、より活動的で健康的な長寿を目指すことが可能。これには適切な食生活、定期的な運動、そして十分な休息が必要です。オートファジーの力を最大限に活用して、健康で充実した毎日を送りましょう。いつかは来ないし、今日が一番早い日です!一緒に健康を取り戻しましょう! 

では、またね!

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