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国連で働きたかったわたしが、リクルートからスタートアップに転職してみて

こんにちは、XTalentにジョインした大西です。

2020年4月(コロナ期)に入社し、3ヶ月が経過したので、振替ってまとめてみました。


リクルートでやっていたこと

小学校の卒業文集に「国連で働きたい」と書いてから、ずっとその夢を追いかけていました。しかし大学時代、国際協力やボランティアの矛盾に気づいたり、自己適性を考えたときに、公務員という立場の国連より、商売を基盤にするソーシャルビジネスに興味を持ちはじめました。就職では、「社会人デビューは商売を学びたい!」という思いで、リクルートに入社。

リクルートキャリアのエージェント事業で法人営業として、3名のIT企業から某大手航空会社まで、累計400社以上の採用に関わってきました。特にMVPを取りまくるわけでもなく、平凡な営業という感じ。ただ、目の前のお客様のために一生懸命で、NPSがあがると最高に嬉しい!経営者商談が大好きで、世の中の色んな事業の成立ちを知って、その事業に少しでも貢献できると幸せ!そんな思いで、ご機嫌に、楽しく、営業をやっていました。

プライベートでは、25歳で社内結婚。10歳年上、バツイチ、九州男児の夫なので、カルチャーギャップがとにかくすごいw 自分はトップ営業マンのくせに「仕事がうまくいかなくても、全然いいじゃん。好きなようにしてる菜月がいいと思うよ。」と私を甘やかしてくれる、ゆるい感じがいい。

リクルートには、公私ともに新卒から6年間大変お世話になりました。


なぜXTalentに転職したのか


「HR領域で新規事業やるから、おいでよ」と声をかけて頂きました。

会社理念に共感・人良し・自分強み活かせそうな新しい機会にわくわくし、創業1年目、社員6名のスタートアップという厳しい環境だからこそ自走力を磨けるチャンスだと思い、XTalentへの転職を決めました。

いまは、ここにいます。


最後の決め手は、家の近くの中華料理屋さんで、3年ぶりにばったり母に会ったことが大きいです。(結婚式依頼、実親とは疎遠なので、驚きました)

3年ぶりの会話は30分もありませんでしたが、親不孝なことに、どうしてもその時の私にとって、家族思いな専業主婦の母は精神的に幼く、自律してないように映ってしまいました。「私の一番の幸せは、子どもたちの幸せ」と母は言うけれど、子離れできない依存心は変わっておらず、自分の行動言動が周囲に与える影響を客観的にみれていないと感じました。

母の立場に立てば、小学校の先生になるという夢を実現して数年で結婚。夫の東京勤務を支えるために自分のキャリアを断念し、寿退社。3人の子供を育てあげて、自分の人生を全て家族のために捧げてくれたんだと理解しています。もちろん感謝もしています。その一方、母は自律心をどこかで失ってしまったようです。

そんな母を見て、私は「自分の人生を描けて、他者を尊重できるひとになりたい」と強く思うようになり、その1歩としてXTalentにジョインしています。

実際に3000名の大手企業から、6名のスタートアップに転職すると、自分で決めて、周囲の力を借りながら進めていかないと、何事も進みません。

描いたとおり、成長マインドセットを意識ながら、日々奮闘しています。


XTalentで対峙する、マーケットに対する想い

幸か不幸か、今の日本は「一億総活躍社会」「女性活躍推進」の流れ。働き方改革もあって、以前よりもぐっと、働き方が多様化・柔軟化しています。一部の企業では、副業が少しずつ解禁されたり、リモートワークやテレワークが広がったり、良い時代になってきてると思います。

そんな中、子育て(特に0歳〜3歳)と仕事の両立は、千差万別。

家庭会社という2つの組織における状況と風土によって、実態と希望はひとそれぞれ全く異なります。その千差万別に対して、XTalentが「子育てしながら自分にとって、いい感じに働ける職場との出会い」を価値提供することは、社会的意義が大きいと思っています。やっていきたい。


■働き方の柔軟化に対応できる企業を、もっと増やしていきたい。

日本企業で働く、私達のあたりまえは本当にあたりまえなんだろうか?

どうしても残業がある日は会社提携ベビーシッターを手配できるシリコンバレー、午後3時過ぎが帰宅ラッシュの北欧、子供と一緒に夏休みをとれるイギリス(最近は祖父母も!)など、工夫できることはまだまだある。
そのチェンジメーカーはやっぱり、評価制度とマネジメント。「どういうやり方でも、最終的な成果が上げられている状態であればOK」と言える制度と風土が鍵を握るんだと思います。

XTalentとして、とても素敵な制度と風土のある会社さんにたくさんお会いしてきましたが、まだまだマイノリティ。

今後はそのメリットやエッセンスを広めていきたいと思います。


■働く女性のマインドセットを、変えていきたい。

野村総合研究所の武田さんが提唱する【フルキャリ】という概念があります。

暮らしにも子育てにも、仕事にもキャリアにも、意欲的に取り組みたいと考える働き手の総称。キャリア重視の「バリキャリ」でも、私生活重視の「ゆるキャリ」でもない新しい価値観や思考・行動特性を持つ働き手という定義です。

まだまだ勉強中ですが、仕事or育児のどちらかを選んだり、諦めたりするのではなく、両方をいい感じにバランスをとってやる。純粋に私は「こんな働き方ができたらいいじゃん!」ととても共感しています。

この話をすると、「そんな働き方、いまの会社じゃ無理だー」「そんな恵まれた環境羨ましい」と思いがちですが、会社は人の集合体。会社を創るのは人です。外部環境ももちろん関係しますが、「フルキャリで働きたい」と強く思うあなたがいないとはじまりません。

子育て中のママさん、パパさんの転職相談を受ける立場ですが、takerでなはくgiverとして社会/会社に貢献する意識になれるひとが増えたら「もっと選択肢が広がるのに!」「もったいない!」と思うことが多いです。

そう思える方を私は応募したいですし、そんな考え方を私も提唱していきたいです。


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