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世間に転がる意味不明:簡単に儲ける方法としての法律違反(企業運営の難しさ)

世間に転がる意味不明:簡単に儲ける方法としての法律違反(企業運営の難しさ)

■残念なニュース

○残業月120時間超で送検 園部労基署
2024.07.29

京都・園部労働基準監督署(田中巧署長)は、労働者1人に36協定を超える違法な時間外労働を行わせたとして、ドーム屋根の膜材などを製造・建築している太陽工業㈱(大阪府大阪市)と同社瑞穂工場長を労働基準法第32条(労働時間)および第36条(時間外および休日の労働)違反の疑いで京都地検に書類送検した。時間外労働を、1カ月当たり最長で126時間行わせていた疑い。

https://www.rodo.co.jp/news/180309/

此処で出てくる「太陽工業」という名前に聞き覚えがあった。
かなり前(2018年)にテレビ東京「知られざるガリバー」という番組で取り上げられた会社である。

ポータビリティの高い倉庫などの建設に繋がり、災害地での応用など今後の展開に期待が持てそうな会社だったと記憶している。

勧告とかではなく「送検」というからかなり悪質だったのかもしれない。

■法律を守る難しさ

「儲かるための簡単な方法」は「法律を守らない」ことである。
急いでいるので「赤信号を無視」「駐車禁止を無視」「速度オーバーもよい」と考えれば効率性は高まるかもしれない。過積載などもこれに含まれる。

2024年問題の発端は働き方改革であろう。
過労死などを防ぐためには、「長時間労働の状態化」を改善しなければならないという根底のことがあり、仮に人手不足であろうとあるべき姿への努力を企業に求めている。

目の前の受注があり、それをこなすことが求められるとしても、「できないことはできない」という覚悟が経営者にも現場にも求められる。

単に「売上」だけに目を奪われているとしたら経営者の資格はない。

2024/07/31

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