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2020年11月の記事一覧
水車ダンマス編 第4話
104 1森の賢者 2賢者続き 3水軍航空戦 4巫女の呻吟 5連合軍の真空気球と不活性硫黄 6
憎しみより恐れが勝ったのだろうか、それともゴブリンが元々根に持たない質であったからだろうか、神樹の意向を受けた森人を介したダンジョンマスターとの和解をゴブリンは受け入れた。会談に適当な場所が無かったため、ゴブリンの集落の外縁東側に東屋を設え会場に当てた。
ゴブリンの長、空軍からは目付として俺の他に
水車ダンマス編 第3話
103 1陸戦隊敗走す 2専守防衛 3トンビがくるりと 4水軍司令のワクワク 5意外に強敵
森の東に、二個小隊を派遣する事になった。若い隊員から質問がでた。
「エルフの管轄じゃないんですか」ぶっぶー、エルフと言ってはいけないよ、森人といいなさい。
「神樹の領域から外れてるからねー」
「空軍府の防空は手伝ってくれてるじゃないですか」
あれは相互扶助、神樹の防衛手伝ったからお返しして貰っただけ。
水車ダンマス編 第2話
102 4敵は海賊 6ギフト最強 1ゴブリンの依頼 2軍備
島嶼の中程にある平坦な、しかし、やや大振りな島にて、水車発動機の不調の為飛行も儘ならなかった水軍の飛空挺も漸く改修の大分を終え、小隊単位での飛行訓練が再開されていた。元王国港湾の奪取の目処が立ったのだ。
空軍は制空権をほぼ完全に取り戻したらしいが、地上兵力が圧倒的に足りない為、陸軍との合流を待って反攻の烽を挙げる手筈だ。水軍の作戦
水車ダンマス編 第1話
101 1ダンジョンマスター 2コアとマスター、始めての召喚と諸問題 3ハーレムオンリー
鏑矢虎治は小岩に腰掛け腕組みをして唸っていた。某有名私立高校に受験する積もりでくそ真面目に勉強してたら、脳がパンクしそうになったので真夜中の散歩と洒落込んだ。
野良猫が足元に絡み付いてきたので蹴飛ばした。覚えているのはそこまでで、急に目の前が暗くなり、気が付いたら洞窟の中にいた。光源もないのにうっすらと