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情報発信における「魅力」とはなにか

あなたは魅力的な発信ができていますか?


なんて言われても、自分に魅力があるのかどうかも自信ないし、魅力的って何が魅力になるのかも分からんし、こんなの答えられる訳ないやんか!!!

と、キレ散らかしたなちか。

そもそも「魅力」とは何なのか。
それを探す旅に出たのである。

インターネットの波に乗ってみたり、国語辞典を読んでみたり、自分の持つ感情について分析してみたりと、思考や分解、組み立ててみた結果、私にとっての「魅力」とは何かがみつかったので、書き留めておく次第。

もし、同じように「魅力って何なんだよ、わからんのだけど!?」となっている人にとって、ひとつの視点になれたら幸いです。

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結論:魅力的に感じることは人によって異なる。

Aさんにとって魅力的でも
Bさんにとっては魅力的とは限らない

これだよ。

魅力に感じることは個々によって異なるっていう事に気付くまで、「魅力」の正体がまっっったく腑に落ちなかった。

Q.魅力ってなんやねん。

A.魅力は価値観に基づいた流動的な感覚である。

抽象的にも程がある 

つまり、

人がそれぞれ持つ価値観によって魅力を感じるポイントは異なるし、全ての人が同じ魅力を感じることも不可能。

「やる事は大変だけど、確実に2ヶ月で5kg痩せられる方法」と「やる事は簡単だけど、6ヶ月で5kg痩せられる方法」というダイエット方法があったとして、どちらが魅力的に思えるかは人によって違う。

2ヶ月で痩せなければならない状況の人は6ヶ月かけて痩せる手法なんて求めてないんだもん。

さらに言うと、価値観は日々の生活での経験や知識、刺激によって変化していくものであり、1年後の自分が今と同じ価値観でいるとは限らない。

今の「推し」が1年後も「推し」なのか分からないのである。今はとても魅力的に感じていることも、1年経てば魅力的に感じなくなってる。なんてことも。

そんな秋の空のような「魅力」という存在。
こんなにも不安定な魅力を自分のモノにして発信するにはどうすればいいの!!!

そこでまずはおさらい▼

と、いうことは…… 

魅力は流動的だからこそ、ターゲットに合わせて狙っていく必要がある。

「魅力的な発信をしてますか?」という質問は「ターゲットにとって魅力的な発信をしてますか?」ということ。
ターゲットを決めるからこそ、「ターゲットにとって魅力的な発信」が定まってくる。

万人受けする魅力的な発信をしようとしたり、ターゲットを決めることもせずに発信している状態は、海のど真ん中で魚群探知機も使わずにテキトーに餌を撒いているようなもの。

マグロを釣り上げたいのであれば、
マグロがいる海域を調べ、その場所でイカやアジなどを餌にしなければ、マグロは食いつかない。
マグロがいない海域でイカやアジを餌にしても、マグロは釣れない。だって、マグロはそこにいないんだもの。

マグロがいる海域だとしても、餌がタコならマグロは食いつかない。だって、餌がマグロにとって魅力的じゃないんだもの。

自分が狙うターゲットがいる場所で、ターゲットが欲しがっているものを投げ込むからこそ、こちらからアタックできるチャンスが来るのである。

『魅力=きつける力』

ターゲットが欲しがっているものを最適な形で提供すればターゲットにとって魅力のあるものができあがる。
欲しくないものや、最適な形になっていないものには魅力って感じない。

釣り針についたイカよりも、アジの群れが目の前にあったらそっちの方がマグロにとっては魅力的になってしまう可能性もある。
マグロはイカが食べたいのにタコを出されても、マグロ的には全くそそられないから、魅力どころか興味もないなんて事態も。

どうやってターゲットの興味を引いて、魅力的なものを出せるかがポイントになってくる。

「最適な形」というとイマイチ想像がつきにくいから極端な例をあげると、チョコを食べたいのにカカオ豆を渡されても途方に暮れるしかないじゃないか!!!(実話)

カカオ豆ぶつけるぞ???


自分にとっての魅力≠ターゲットにとっての魅力

そう。
いくら原料のカカオ豆の見た目が可愛いだとか、希少価値があっただとかで魅力的であっても、チョコを食べたい人にプレゼントしても喜ばれないし、チョコを食べたい人はカカオ豆を食べたいんじゃない。
カカオ豆からチョコを作る技術もないのにどうしろと!?流石にクックパッドにもレシピないよ!?

と、なる。なった。(実話)

自分にとっての魅力≠ターゲットにとっての魅力ということを理解していないと、ただの勘違いさんになってしまう。……つらい

情報発信でいうならば、「有益なツイートをしてるのに伸びない😭」なんてことになる。
いやそれ、周りの人は(ターゲットじゃないから)有益だと思ってないし魅力も感じないし興味もないから見てないよ。って状態。

だからターゲットは決めなきゃならないのよ!

これが基本。

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魅力のチカラ

お客さんは商品を欲しいと思っても、魅力を感じなければ手を伸ばさない。
「欲しいけどこれは別の店でも買えるよな」
「欲しいけどもっといいものがありそう」
と思ってしまえば手に入れようとしないのである。

人は比較検討して、より良さそうなものを選びたいものだもの!だからサクッと検索しちゃう。

Amazonや楽天とかでも比較検討するし、例えば炊飯器を買う為にメーカーや同じメーカーの商品であっても機能の比較検討もしちゃう。

より自分の欲求(ニーズ)を叶えてくれる機能があるものがいい!尚且つ、価格も適正なものがいい!

つまり、魅力は「これがいい!」と決める決定打であり、付加価値とも言える。

では、価値とは何か。

か‐ち【価値】
〘名〙
物事のもっている値うち。あたい。かちょく。〔英和記簿法字類(1878)〕
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉三「研究する価値があると見えますな」

② 人間の基本的な欲求、意志、関心の対象となる性質。真、善、美、聖など。

③ ある目的に有用な事物の性質。使用の目的に有用なものを使用価値、交換の目的に有用なものを交換価値という。

精選版 日本国語大辞典より引用


分かりにくっ!!!!🫠

という事で、なちかはこう定義した。

価値
①自分の価値観に基づいた物事の善し悪し。
②メリットを感じるもの。
③求めた結果を得られる可能性があるもの。
 その希望が持てるもの。

なちか的【価値】


と、いうことは。
魅力を感じる第一歩は「なんか良さそう」と思えるかどうか。

この「なんか良さそう」を何故感じるのかというと自分にとってメリットがあったり、これがあれば問題解決できるんじゃないか?という期待が生まれるから。

「この人の発信面白いな」
「この人の発信は着眼点がいい」
「この人の発信は役に立ちそう」

こんな風に感じると、ポチッとフォローボタンを押したりしません?自分にとって価値があると思ったからチェックしようと思っちゃう。

ヒトは自分にとって新しい視点や解釈、知識を気付かせてくれるってだけで価値を感じる。
そういったメリットがあるからフォローするんですよね。
※数を増やすためのフォロー周りは除外。


【ここでちょっとワーク】
Q1.あなたはどんなアカウントに魅力を感じてフォローしましたか?
Q2.フォローしたけど外したことがある場合、それは何故ですか?

お客さんの視点じゃなく
自分の視点を見直してみる

このワークはあなたが「魅力」を感じた部分を抜き出すためのものなので、不正解はありません。
自覚するためのワーク。
他者の感情を知るには、まず自分の感情を知るのって大切!


魅力的なアカウントになるために


大前提として
「アカウントコンセプト」
「発信コンセプト」
この2つが決まっていなければ魅力的な発信は出来ないから、コレ大事。

コンセプトって聞くと難しく考えちゃうし、しっかり決めないとダメな気がする。
だって、どこぞの発信者がコンセプト大事って言ってたもん!!

じゃあコンセプトってなんぞ?

コンセプト=誰に向けてどんな価値を提供するかを表したもの。

これが決まっていないと、さっきも言った「海のど真ん中でテキトーに餌を撒いている状態」になってしまうってこと。

こうならない為にも
「誰に向けてどんな価値提供をするか」
を、はっきりと決めておく必要がある。

まず「誰=ターゲット」を決めないと、ターゲットにとっての魅力的な発信の内容が定まらないし、価値提供もできない。

ここで注意。
稼ぐ系界隈でターゲットを決めて発信しなくていい。
恋愛だとか、健康、育児、仕事関係など、HARMの法則の中ならどんな界隈でもいいから、自分が楽しめそうな界隈でターゲットを決めて情報発信(価値提供)をしてくのが最初にやること。

稼ぐ系界隈で知ったことを、他の界隈で実践していっちゃえば良いんですよね。
稼ぐ系って『稼ぎ方を学ぶ系』なので、ここだけにこだわる必要なんてなくて。

極論、
ターゲットと発信内容を決める▶ターゲットが欲しがっている自分の経験や知識を発信する(知識がなければ仕入れる)▶商品にまとめて販売
これだけ。

自分に出来ることが何かをみつけて、それを誰のだに使うか。その人のために何を手伝えるか。
そこを丁寧に突き詰めていく。
これがコンセプトにもなるし、ターゲットにとって魅力になっていく。

最初から何もかもできるに越したことはないだろうけど、最初からできなくてもいい。
少しずつ進化していけばいいから、進化のためにも学ぶのが大切。


魅力を知るためには

A.自分が魅力を感じたものをメモるべし。

これ欲しいな。
これ買おう。
この人いいなぁ、フォローしよ。
これ気になるな。

こういった感情が動くのは、魅力を感じたから。
だからその魅力をメモする。
惹かれたポイントをメモする。
自分の生活の中に取り入れようとしたこと全てに魅力を感じた部分がある。
それが価格面だったり、機能面、それを使うことで得られる未来への期待感だったり、人やモノによって様々。

こういった自分が感じた魅力は他の人も感じる可能性があるからこそ、メモって自分も使えるようにするのが大事!


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と、こんなところかな?
自分のための備忘録。

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