2022年1月私的連珠ニュース

個人的に重要度が高いと感じた連珠界隈のニュースを独断と偏見を元に月一回程度のペースで紹介したいと思います。なお今回は初回ゆえ、今月以前のものも含んでいるかもしれません。筆者が載せていいかわからなかったものは載せていません。


○Embryo2022リリース

連珠対局ソフトEmbryoの最新バージョンがリリースされています。近頃はバグ修正等がメインのアップデートですが、初期版Embryoとの違いとして、マルチスレッド対応が近年公開されるようになりました。これにより、研究が飛躍的に効率化されていくでしょう。連珠研究勢必見のアップデートです!

○2022年全国青少年五子棋锦标赛

http://www.ljrenju.com/news/chn2021/chny13.htm

中国の全国大会の一つである青少年五子棋锦标赛が開催されました。20歳以下限定の大会で239名が参加、覇を競ったようです。筆者は過去に一般参加可能の大会で万単位の出場があるのを見た記憶があり、明記されているかはわかりませんが何らかの選抜基準があると思われます。連珠先進国である中国は、コロナ禍に入ってからも勢いが衰えることを知りません。今後の動向に要注目ですね。

○2021THE RENJU WORLD CHAMPIONSHIP VIA CORRESPONDENCE結果

日本語ではEメール世界選手権と呼ばれていましたが、現在においてはメール不使用です。いわゆる「掲示板連珠」(通信将棋の連珠版)の世界大会です。いずれの回も最新研究が飛び交い、当該年の戦型流行の指標となっています。近年Katagoの席巻により、大会存続を危ぶむ声も聞きますが、いまのところは存続方針。戦型に興味ある方は必見です。対局は以下サイトで閲覧可能。


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