コロナと子どもの習い事。どうしてくもんを辞めたくなったか?

今回は、子どもの習い事について書きたいと思います。
(※あまりオチはありません(笑))

我が家は、正直言って習い事が多いです。小学生の習い事の平均数は「2つ程度」のようですが、うちの小5&小2の子どもたちは、通信教育を除いて5つずつ。2020年3月時点で、以下のような習い事をやっていました。

・勉強系(上の子は学習塾で、下の子は公文+ベネッセのチャレンジタッチ)
・書道
・絵(上の子のみ。月2回)
・スイミング(下の子のみ)
・楽器(2種類ずつ)

教育ジャーナリストみたいな人には「多すぎる!」と叱られそうですね(笑)。

習い事が多いによる一般的なデメリット(子どもの心身の負担、コストなど)には目を通しているつもりなので、随時減らせないか検討はしています。「やる気ないな~」と思ったら相談しますし、新しいことをやりたいと言ったら、入れ替えることもしてきました。

でも、

・共働きで家を空ける
在宅業務だったときも、夕方まで構ってあげられないため、近場で習い事をしてくれていると安心
・子どもたちも「やりたい」と言うことが多い
お友達も習い事が多く、影響される

という状況のなかで、「断固として減らす!」とまで思えていないのが現状です…。予定がないのに子どもだけで家にいても、本人たちも時間を持て余すようですしね。

宿題や練習の面倒は見切れていませんから、「楽しく続けられるならいいか」というスタンスでいよう、と思っています(正直、ずっと試行錯誤です)。

習い事にも及んでいるコロナ影響

自分の習い事に関するスタンスはこの辺にしておいて、結構多く習い事をさせているからこそ比較できる要素もあると思うので、習い事がコロナでどうなったか、書き留めておきます。あくまで、個人的体験です。

・絵
3月頃:気を付けながら実施するが、気になるようだったらお月謝ナシで休んでよい。
4月以降:緊急事態宣言後は休止。お題だけ出すので画像を送ってくれれば、見る。あくまでサービスで、お月謝は発生しない。

・スイミング
3月頃:休校期間中は停止し、春休み以降は気を付けながら実施する、というスタンスへ。問い合わせは多数あったようだが、「やります」と宣言していた。
4月以降:緊急事態宣言後は休止に変更。月謝は発生しない(翌月繰り越し)。4月に1回だけ参加した人の分は、その1回分だけ徴収する、ということにしていたが、それも徴収しないことになった。

・学習塾
3月頃:学習塾が自粛対象に入っていなかったこともあってか、当初はマスクをしながら普通に授業される予定だった。しかし、要請があったようで、3月上旬には方針を転換して集団授業を中止(個別授業のほうはしばらく開催されていた)。オンライン授業に切り替えられた。整備は大変そうで、お手紙やフォロー体制に不備は多かった。何か苦情がきたのか?自分たちの判断なのか?はわからないが、途中から月謝は半額に。

・書道
3月の早い段階で授業が全て中止となり、展覧会も中止に。
(娘の作品が展覧会に出展される予定で、祖父母も呼んで…と楽しみにしていたので、残念)

・楽器
大きな教室は、休校になるタイミングで即休校。お月謝発生せず。個人教室は3月中はやっていたが、4月からZoom、LINEビデオ通話などでのレッスンに切り替え。向こうから「オンラインレッスンに…」と言われたケースもあれば、こちらから打診したケースも。

・公文
3月の時点では、月謝は変わらず発生で、教室での取り組みはなし。あくまでうちの子が通っていた教室の場合、保護者がプリントをとりにきて、できるだけ保護者が丸付けをしてほしい、とのこと。

ざっくり、こんな感じです。

そして、このうち公文は3月末で退会。他の習い事と比較してもあまりにコスパが悪いと思ったことがきっかけです。

気軽に始めた公文

もともと、公文は「お友達と同じところに通いたい」という動機で始めたのですが、宿題をこなすのもひと苦労。進度をみても、決して優等生ではありませんでした。

私も勉強のおさぼりの経験はありますし、宿題はあまりできていないけれど、ちゃんと本人が自分の足で通ってくれているんだから…と続けてきた経緯があります。

しかし、お目当てのお友達とは通う時間帯が変わってくるわ、先生もちょっと冷たいわで通うモチベーションが次第にダウン。

通っていくうちに、私自身も
・先生の気分に波があるみたい…丸付けもちょっと雑かも
・手続きに抜け漏れがあって不安だな
・メール・手紙に誤字脱字が多いな
・子どもがつまずいていてもフォローなしみたい
・教室がごちゃついているな
(忘れ物をして問い合わせ、即レスで「ない」とのことだったので買いなおしたが、1か月後に「やっぱり教室にあった」と言われ、不安に)
・窓がなくて換気状態が悪そう
・キャパ以上の生徒を受け入れているのでは

というちょっとした「あれ?」は溜まっていて、ちょっと不安かも、と元々感じていました。

そこでコロナ影響でプリント学習のみに切り替わり、「丸付けも保護者でやり、提出のみ行う(行くのは保護者限定)。月謝は発生」という形式に。
※緊急事態宣言後は、お月謝が発生しないプランも選べるようになったそうです(教室にもよるのかもしれません)

えっ…?
(ベネッセのチャレンジタッチの倍以上の月謝なのに?)

と思いつつ、夫が在宅勤務の合間を縫ってプリントを提出してくれていました。その際、進捗に関して低姿勢で質問しても、理由説明はなく、とにかく「公文はこうなんです」ばかりだったそう。

そしてまた、

えっ……?
(先生丸付け作業ないのに、フォローもなし?)

と(笑)。

結局、夫婦&下の子で話し合い、正直コスパ的にないかな…しばらく楽しめていないから、いいかな…。という結論になって退会しました。

すぐオンラインに対応できたところは強い

もちろん、コロナで各種お教室が大変なのはわかります。

上の子の塾でもオンライン授業に切り替わったので、当たり前ですが子どもを預かってはもらえませんし、個別フォローもほとんどありません。親の手間も増えています(動画接続・FAX送信・丸付け等)。でも、「こんな時期でみんな大変なんだし」と、月謝同額でも致し方なし、と思っていました(結局半額の連絡をいただきましたが)。

でも、公文で、
親が教材を取りに来て、親が丸付けをして、親が提出しにきて、先生への質問はあまり受け付けたくないみたいな態度
だと、

先生、金だけとって作業的に超ラクになってない?

と思ってしまったんですよね。

結局我が家の場合は、あの公文のプリント自体にはそこまでお金は出せないと思っていた、ということだと思います。

子どもの習い事。全体的に、やっぱりオンライン化に対応できたかどうかは大きそうですね。

正直、公文はシステム化しちゃえばめちゃめちゃオンライン化しやすいと思います。先生が職を失ってしまいますが…。

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