起業して12年、ビジネス全体像をつかめてなかった私のStory2

起業12年目にして、ビジネスの全体像をつかむ、販売までの流れのステップを踏むということが出来ていなかったという衝撃的な話の続きとなります。

私はカウンセラー試験対策のための教材や講座を提供しているのですが、そこに対して、質問を受けたり、毎週の学習進捗方法を確認したりとお客様とのやりとりがありました。その部分は、私にとっては、付属サービスで手間も時間もかかるし、面倒だからサポート量を減らしたころから、売上げが徐々に落ちていったのです。

もう私の教材や講座は必要とされなくなったのかな、もっといい教材を出さないと行けないのかなと高額ビジネスコンサルを受けたこともありますが、全くピンとこなかったし、成果も出なかった。

販売までの流れのステップで必要な過程を面倒だからと飛ばしたから、お客様は私の商品を手に取らなくなった、それだけだったのです。

お客様の声を見直してみると、「メールでの毎週の声がけが励みになりました」「あそこで叱咤激励してもらわなかったら諦めていました」と教材の内容より、サポートについての感想が圧倒的に多かったのです。

もうこれは、売上げが落ちた理由が明確すぎて笑っちゃいました。

そして、5月に久しぶりに私にとって高額の講座をご案内するのにあたって、ビジネスパートナーの方から、講座の無料説明会と個別の無料指導を行ってみたらという提案を受けて始めて実施しました。申込みを開始すると無料説明会に参加した11人中9人が申し込んでくれたのです。その後、一般募集すると最後の一席もすぐに埋まりました。

何が起きているのかわかりませんでした。10名集客するのに、どれくらい時間がかかるだろう、コロナの影響もあるし誰も来ないかもぐらい思っていたので何故申込みがあっという間に埋まったのか、この時点でわかっていませんでした。

そして、今週火曜日に、その理由が判明したのです。

私を知って興味をもったお客様が、ある程度の金額を出すには、どんな教材か講座か、私がどんな指導をするのか分からなければ買う壁は高いということを私は分かっていないかったんです。無料説明会と個別無料指導によって、これなら受講したいと思って申し込みましたというメールも実際に来ていました。

ビジネスの全体像、流れをきちんとおさえていれば、上手くいくのです。

上手くいくときと、行かないときの差が分かっていませんでした。

私が提供している教材や講座が苦戦している中、仲間と立ち上げたグループでの仕事は時間はかかりましたが、こちらは上手くいっていたのです。その理由も今回ようやく分かりました。

つづく。