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寝癖観察29日目:転職と天職

毎日15時間くらい寝てたいんだけど、寝てるだけだと人生さっさと過ぎてっちゃうっていう葛藤の中に生きている今日この頃。

今日はなんかこれまでで一番格好いい感じに仕上がった。観察も30日目目前まできた。まあまあな枚数溜まってきたので、何か面白いことに使いたい。アイディア募る。

最近後輩から転職の相談を受けてそれに答えてた。別に人材業界いたわけではないし、そういうプロではないんだけど、相談乗るのとか人の人生を考えるのとかは好きな方で結構相談もらうことがある。
そんな後輩との話の中で、転職と天職という関係について考えていた。

まず転職について。転職は90%くらいの人にとって欠かせない活動だと思っている。(前提10%の人には必要ない)
だいたいの学生がノリで選ぶような企業で、ましてや20代〜30代の多感な時期でマインドも変わるし、本人の実力や人生のステージも大きく変わっていく中で、新卒で入った企業で勤める方が無理があると考える。
この不確実な世の中で同じ仕事を続けている方がリスクに感じるので、新卒で3年経たずに辞めるとか、感覚として正しいと思うし、2年くらい同じことやってると新たに学ぶことも少なくなるので別の仕事を探すのが自然だと思う。(もちろん社内異動とかもアリ)

次に天職について。天職とは諸説あるだろうけど、自分は以前も紹介したような気がするユーダイモニア(ウェルビーイングの考え方の一つ)の状態になれる職業についていることだと思っている。ユーダイモニアは端的に言うとこれをやるために生まれてきた!と言う状態で、もっと端的に言うとそれをやるために朝少しでも早く起きたいと思える状態のことらしい。
天職についたら極めるべきだから、多少辛いことがあっても乗り越えてやる方がいいと思っている。

で、「転職」と「天職」の二つの関係性は、天職(自分の理想、本当にやりたいこと)に少しでも近づくための手段が転職だと思っている。
結局、自分のことってわかってるようで、全然わからない。自分に対して「まじお前誰」みたいな瞬間って個人的には月に一回くらいの頻度で来る。
そんな中で、自分はこの仕事が向いているとか、こういった仕事は好きだろうとかって言い切れない。なのであるタイミングで最も熱中できそうな環境に飛び込んで色々やってみて、そこでまたもっと自分を知っていく。

大事なのは、あるタイミングでこの環境なら打ち込めると思い込むことが大事だと思う。なぜならちょっとした苦しいことでも覚悟を決めて頑張れるから。覚悟を決めるために転職をすると言っても過言でない。

イチローの引退会見はめちゃくちゃ大事なことが詰まっているのだけど、その中でも同じようなやりとりがあった。

記者からの質問
少年にメッセージを送ってほしい

イチローの答え
野球だけでなくてもいい、自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つけてほしい。夢中になれるものが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁に向かっていくことができる。

このやり取りってまさにって感じですごく共感した。

あとは転職活動自体もすごく大事で自分の市場価値を客観的にも見れる機会だと思ってる。特定の職やスキルがあれば一生食ってけるってとこはないと思うし、そのときそのときの時代で自分がちゃんと他者からも求められてる存在なのかを確認できる機会だとも思う。

結局後輩は転職を考えて自分とも向き合い、その結果1年間現職で頑張る事にしたらしい。
その決意って辛いことや壁を乗り越える原動力だと思うし、やはり転職にしっかり向き合うことで良い結果が得られたんだなということを改めて感じた。

複数の人生を歩めたら他人の人生に深く関わる人材業界で働いてみたいかなって結構本気で思う。
人材業界に限らず教師とかもそうだけど、他人の人生に深く関わる職種って素晴らしいと思う。

こういう真面目な内容になるときの傾向が分かってきた。深夜で仕事が終わってないとき。現実逃避やめてさっさと仕事終わらせよう。月曜日が1番夜更かししてる気がする。

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