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次回のクラス課題曲: My Romance

次回のオンライン・クラス “NY de Let’s Sing Jazz! from NY #52” の情報です?
🗽 9/3 (Sat) 9:30pm-11:00pm
🇯🇵 9/4 (Sun) 10:30am - 12:00pm

課題曲は My Romance 
NYへ初めて来た1996年の夏、マンハッタン音楽院の夏期講習ヴォーカルクラスで習った曲です。
とても美しいロマンティックなメロディは一度覚えたら忘れられずレパートリーにする人も多いと思います。


My Romance
Music, Richard Rodgers
Lyrics, Lorenz Hart

My romance doesn't have to have a moon in the sky
My romance doesn't need a blue lagoon standing by
No month of May, no twinkling stars
No hideaway, no soft guitars
My romance doesn't need a castle rising in Spain
Nor a dance to a constantly surprising refrain
Wide awake I can make my most fantastic dreams come true
My romance doesn't need a thing but you

【お薦め音源/ My Romance】
ロマンティックで美しいメロディが心地よいジャズスタンダードの曲です。
バラードで聴かせて歌いたいですが、先ずはスローなスウィングから。そしてバラードも聴きましょう。
楽器だけのバージョンもいろんなアレンジがあります。自分の好みはどうか?考えながら聴いてみてください。

Rosemary Clooney
コーラスも入った豪華なアレンジです。
キーはEbでSlow Swing
アレンジで転調(調が変わる)します。

Sammy Davis Jr
最初はルバート(テンポが無い語る様な感じ)で歌います。
歌い始めのキーはCでRubato- Swing(英語だとこう書きます)
そしてこのバージョンも転調してキーがどんどん上がって行きます。

Keiko Lee
日本で現在も活躍するシンガーです。
キーはちょっと低め、EbでSlow Swingとも言いますし、歩く速さのバラード、Walking (Tempo) Ballad とも言います。

Tony Bennett
こちら同じようなフィールで伴奏はギターです。メロディのフレーズが語る様な感じで歌っています。後半はWide a Wake…という途中から入って来て、ストレートに(繰り返し無し)シンプルに終わります。
キーはC でWalking Ballad

Ella Fitzgerald
トニーベネットと比べても本当にちょっと遅いだけの違いですが、バラードです。リズムの感じバラードだと思います。どう違うか?良く聴いてみて下さい。キーはGです。

Roberta Flack
しっとりとしたバラードです。
キーはGです。
このテンポで歌うのは中々難しいですが、バラードの良さが出ていてとてもジーンと来る歌唱です。

Joe Pass (Solo Guitar, No Vocal)
ソロギターで歌うように弾いています。
キーはCでルバートRubato- からバラードballad へ、そしてたくさん転調しています。

Bill Evans (Piano Trio, No Vocal)
最初はピアノがルバートで始まります。
キーはC 。そしてトリオになると軽快なスウィングSwingになります。

Ray Brown (Piano Trio, No Vocal)
ベースのイントロから心地よいスウィングのビートを出しています。
キーはC。トリオの演奏もどんどんスウィングして、ジャズの大道と言った感じです。(でもロマンティックさはどこに笑)

Freddie Hubbard (Quintet, No Vocal)
これもスローなスウィングというか、また違ったフィールとフレディ・ハーバードの音色(トランペット)がワクワクさせてくれます。
キーはC。インストのバージョンは、オリジナルのキー、Cが多いようです。

クラスに参加してみたい方、
質問・お問合せがある方、
下記のメールアドレスまで宜しくお願い致します。

nabusing@hotmail.com

こちらに送って下さい。
宜しくお願い致します。  霧生ナブ子

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