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But Beautiful (課題曲)

次回のNY de Let’s Sing Jazz! #82 のオンライン・クラスの課題曲は “But Beautiful” です。

課題曲は But Beautiful 

But Beautiful
Music, Jimmy Van Heusen
Lyrics, Johnny Burke

Love is funny or it's sad
It's quiet or it's mad
It's a good thing or it's bad
But beautiful
Beautiful to take a chance
And if you fall, you fall
And I'm thinking
I wouldn't mind at all

Love is tearful or it's gay
It's a problem or it's play
It's heartache either way
But beautiful
And I'm thinking if you were mine
I'd never let you go
And that would be But beautiful
I know

【お薦め音源/ But Beautiful 】
易しそうに聞こえるかも知れませんが、聞こえる感じより難しく、でもとても美しく、王道のバラード曲です。男性、女性シンガー、多くのインスト・プレイヤーが演奏しています。

Billie Holiday Bb
このアルバムが大好きで、この曲と言えばこのバージョンを思い出します。アレンジも本当に美しくて豪華!キーはBbです。

Nancy Wilson C
フレージングがとても繊細で感情が感じられます。フレーズの取り方は結構後ろでレイドバック(遅れて歌い出す)メロディの変え方は参考になると思います。キーはCです。

Barbra Streisand Eb
キーは高めのEbです。前半の半分までは空気の中を漂っている様なルバート、後半半分からテンポがある感じになります。伴奏してるアレンジのコードは結構モダンです。後半でキーが半音上がります。
ドラマティックに歌っています。

Diana Krall Ab
キーは低めのAb。イントロ無しで歌い始めます。淡々とした表現ですが、感情は秘められています。ソロで転調します。ソロの終わりで歌のキーに戻ります。(そういうアレンジです)戻る場所は曲の半分の所からです。

Lorez Alexandria C
ピアノのイントロで始まりますが、歌い出しが遅れて出てきます。(そういう表現です)ナンシーのバージョンを思い出させます。キーはCです。
私は彼女の声が好きです。

Nat King Cole E
バイオリンの入った弦楽アレンジです。歌い出しはルバートで途中からテンポになります。ソロの弦楽器とハープが美しいです。歌が入る場所も短くまとめてあるアレンジになっています。キーはE

Tony Bennett G
ビル・エバンスのピアノとトニー・ベネットのヴォーカルのデュオです。イントロで弾いてるメロディはこの曲のヴァースです。曲の半分までルバートで、後半半分からテンポになります。キーはG。ピアノソロでキーが転調して上がります。全部で1コーラス半のアレンジです。

Gregory Porter F
グレゴリーがナット・キング・コールに捧げて作ったアルバムに入っています。弦楽アレンジでイントロはヴァース部分を使っています。
キーはFです。ドラマティックに歌い上げています。キーはF。

Bing Crosby Db
このバージョンが1947年に彼が最初にこの曲を広めたバージョンです。
テンポが他のものに比べて早めです。全部で1コーラスと後半半分の8小節はソロ、残りの8小節を歌って終わっています。キーはDb。

Freddie Hubbard Eb
トランペットのフレディによるモダンでカッコよくそしてロマンティックな雰囲気のアレンジです。
キーはEb。最初からテンポがあり、チークを踊る様な心地よいテンポです。

Ben Webster D
弦楽アレンジでベンの甘いサックスの音色でロマンティックに歌う様に演奏します。キーはDです。
このアルバムも持っていて良く聴いていました。

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