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Love for Sale (課題曲)

※サムネイルのケーキ🎂はお誕生日のお祝いにMieさんから頂いたケーキです💗
さてさて、今期の課題曲はあと2曲となりました!次回の曲は、Love for Sale  !! 

次回のクラス#82 課題曲は Love for Sale 💓

コール・ポーターの名曲ですが1930年代と古いのにカッコ良くて古さを全く感じさせない!キーを確定するのが難しい!長調なのか?短調なのか?わかりません!まぁBluesな要素が入ってる曲なんでしょうね!

Love For Sale
Music & Words Cole Porter
<verse>
When the only sound in the empty street
Is the heavy tread of the heavy feet
That belongs to a lonesome cop
I open shop
When the moon so long has been gazing down
On the wayward ways of this wayward town
Let the smile becomes a smirk
I go to work

<chorus>
Love for sale
Appetizing, young love for sale
Love that's fresh and still unspoiled
Love that's only slightly soiled
Love for sale
Who will buy?
Who would like to sample my supply?
Who's prepared to pay the price
For a trip to paradise?
Love for sale
Let the poets pipe of love
In their childish way
I know every type of love
Better far than they
If you want the thrill of love
I been through the mill of love
Old love, new love
Every love, but true love
Love For sale
Appetizing young love for sale
If you want to buy my wares
Follow me and climb the stairs
Love for sale

ヴァースも結構有名です。メロディが前半と後半で若干違うのが特徴で、それをサラッと歌えるとカッコイイと思います。

【お薦め音源/ Love For Sale 】
コール・ポーターの名曲です。コーラスがただでさえ長いのに、ヴァースもあります。このヴァースはメロディが難しいですが、結構有名だと思います。パフォーマンスで歌わずとも、曲を理解する上でやっておく事にしました!曲がカッコよくて昔からいろんなアレンジで歌っています。

Ella Fitzgerald F
ヴァースはルバートですがゆったりしています。コーラスからは歌いやすいテンポのゆっくりめなスウィングです。キーはFです。
エラの模範的なバージョンです。

Tony Bennett & Lady Gaga Bb
楽譜と同じオリジナルのキー(Bb)です。ヴァースのルバートは結構サクサクと早めです。そしてコーラスはミデアムアップテンポのスウィングです。晩年のトニーベネットですがベテランの余裕を感じさせます。ガガさんの女性には高めのこのキーでも余裕で歌っています。

Fred Waring 1930 F
1930にリリースされたこの曲が世に出た頃の古いバージョンです。ヴァースは演奏でルバートでは無くテンポがあり、このテンポで最後まで曲が流れます。コーラスも途中までこのインスト(楽器演奏)で進みますが半端なところでヴォーカルに切り替わり、ヴォーカルは複数の合唱になっています。斬新なアレンジだと思います。キーはF。エラのバージョンと同じキーです。

Shirley Bassey G
ヴァースはルバート、コーラスからはテンポがありますが面白いリズムでアレンジさせてます。キーはエラよりちょっと高めのGです。
とてもパワフルな歌唱で参考になります。

Anita O’day Eb
ヴァースは歌わずコーラスからで、ラテンのリズムで少し早めのテンポです。途中からスウィングにもなります。(同じテンポ) キーはエラよりちょっと低めのEb。私がクラスの後半で次回の課題曲!と言って歌ったのはこのキーです。私はこのバージョンを良く聞いてました。

Billie Holiday Eb
ヴァース無し1コーラス歌い切りです。前半はサビの前までルバートで歌っています。サビからゆったりと歩く速さのバラードなテンポです。キーは低めのEbです。歌詞を語りかける様に歌っていて味わいがあります。

Sophie Milman F
ミデアムテンポのラテンの軽快なリズムです。こんなフィーリングでこの曲を歌ってる方は多いと思います。キーはエラと同じFです。サックスのソロがカッコいいです。ソロの後サビから歌いますが、ここはスウィングのリズムにアレンジしてます。

Carmen McRea G
どうやったら、こんなにゆっくり歌えるの?というくらい、チャレンジな域のバラード。スタジオで歌ってる貴重なナマの映像です。バンドがこのゆっくりさでもしっかりついて行きます。キーは高めのGです。
サビはスウィングのリズムに変えています。

Aretha Franklin Bb
ミデアムアップテンポでベースだけで歌い始めます。サビからバンドが入って来ます。スウィングとラテンが混ざってる様なアレンジです。キーはガガさんも歌っていたオリジナルキーBbです。

Miles Davis Bb
マイルス(トランペット)の1958バージョンです。ミデアムアップテンポのスウィングです。楽譜と同じオリジナルキーのBbです。楽器演奏する方の間ではこの曲がジャズスタンダードとして定着している事がみられます。

Dexter Gordon F
キーをヴォーカルが多く録音してるFで演奏しています。1コーラス目のメロディはラテンのリズムで、サビはスウィングになるアレンジで2コーラス目からは全部スウィングになります。インストではミデアムアップテンポなこういう感じが多くみられます。

Charlie Parker Bb
マイルスもデクスターもこちらのバージョンから影響を受けていたのではないか?と思われます。
チャーリーパーカーは全編スウィングです。キーはオリジナル、Bbです。ちなみにピアノのウォルタービショップJrさんのお宅に行ってセッションした事があります!

今期が始まったのが今年の1月で来月6月中には課題曲2曲歌って、第9期が終わります!
早いなぁ!感慨深いなぁ!

お申込み、質問などはどうにか連絡してみてください!コメント欄でも良いし、FBやインスタにも nabukojazz ですぐ見つかると思います!

霧生ナブ子

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