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It’s You or No one (課題曲)

次回のクラスの課題曲はこちら💁‍♀️
It’s You or No one です。
どんな状況があっても、日課ややるべき事がある!というのは本当にありがたい事です。
写真は↑いつもの窓からの夜景ですが、6/19はジューンティーンスという数年前から新しく加わった祭日で、奴隷解放記念日でこの色のコンビネーション(赤と緑と黒)が象徴しています。

この曲はBarry Harrisのクラスに行き始めた初期の頃に習った曲で、当時は楽譜も無くて、曲の歌詞を読み上げてそれを書いて見ながら歌っていました。

歌詞が上の段と下の段とで若干違っていて男性側からの歌詞と女性側からの歌詞だったと思います。
楽譜には下の段の歌詞は書かれていません。

【お薦め音源/ It’s You or No One】
私は、デクスター・ゴードンのバージョンに影響を受けてアップテンポで歌ってますが、ヴォーカルものは皆さんミデアムテンポだったので、ちょっと早めのミデアムアップくらいの伴奏音源で歌いましょう。
でもアップテンポもミデアムもバラードもそれぞれ良い感じに聴けるバラエティに富んだ曲目と言えます。

Doris Day
映画のシーンの中でドリス・ディが歌っています。バンドが既にこの曲を弾いてて、会話でキーを上げてと言い、Bbにしてと指示をしてキーがBbに変わる所、良く聞いてみてください。テンポもそのままでBbに変わったらすぐドリスは見事に歌い出します。バンドが彼女の歌に答える様に合いの手を歌い、という洒落たアレンジになってます。

Bobby Darin
Verseから歌い始めます。ヴァースはテンポの無いルバートです。It’s You or No one for me と歌い出すとそこからテンポがあるスウィングになります。キーは楽譜と同じEbです。

Seth MacFarlane
Bobbyよりちょっと早めのテンポで軽快にスウィングしています。声が深い感じでちょっと低いキーはDです。ビックバンドの豪華なアレンジです。

Dakota Staton
こちらも同じくビックバンドの豪華なアレンジです。テンポもミデアムアップ。ダコタはゆったり大きめのフレーズで歌っています。キーはBbです。

Denise Donatelli
モダンなアレンジです。テンポも更にアップ気味です。2コーラス目は良い感じで変えてるので参考になるかも知れません。キーはダコタと同じBbです。

Etta Jones
この曲の感じがしない様なゆったりめのスウィングです。リズムが大きくてフレーズがブルージーでジャズが濃いバージョンです。キーはかなり低くてFです。

Sarah Vaughan
歩く速さくらいのバラード、Walking Tempo Ballad です。歌の意味がしみじみ聞こえて来ます。キーはCです。この曲をこんなバラードで演奏しているのは実際には聞いた事がありませんが、とても素敵だと思いました。

Dexter Gordon (No Vocal)
テナーサックスのデクスターのバージョン。一般的に1番良く知られたバージョンだと思います。私もテンポはもう少しゆっくりですがこのアレンジ(イントロもエンディングも)で歌っています。キーはFです。

Chet Baker (No Vocal)
ボブ・ジェームスがアレンジしたトランペットのチェット・ベイカーのバージョンです。ソロが素晴らしく、良く聴いてコピーしたらスキャットのフレーズとしても歌えそうな感じです。キーはオリジナル(楽譜と同じ) Ebです。

Ahmad Jamal (No Vocal)
ピアニストのアーマッド・ジャマルです。ヴォーカルのバージョンの様なミデアム・スウィングです。1コーラス目の終わりにデクスターのエンディングのコードのアレンジをお洒落に使っています。キーはAbです。


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