歴史になんの興味もなかった私が、とうとう関ヶ原に行くまで
何を隠そう、我が家から関ヶ原までは一本道だ。
家のすぐそばにある青看板には、関ヶ原の文字があるし、行ってみてわかったことだけれど、山を越えたりすることもなく、本当にスムーズに運転していける。
まだ物心つかない子供の頃に、関ヶ原にある伊吹山に登ったことがあると母親には聞いていたけれど、本人には何の記憶もなく、行ったことがないに等しい土地だった。
急に行きたいと思った理由
今放送している大河ドラマ「どうする家康」で、もうすぐ関ヶ原の合戦というタイミングで行ってきた。(10月31日)
もちろん、その影響もあるけれど、ミーハーだなと言わずに、ここまで来れた私のことを聞いてほしい。
干支も4回まわって、しっかり大人として年齢を重ねている私。
関ヶ原の合戦で誰が戦っているか知らなかった。(歴史が好きな下の子に質問されて、秀吉!と元気よく答えた)
実はこの、下の子。
私の興味を本当に広げてくれる。
一昨日の記事で書いた、小説を読めるようになってきたのも、下の子が読書好きで、ガンガン読んだ本を回してくれるおかげだ。
(我が家では、毎月1冊、お小遣いとは別で好きな本を注文していいことになっていて、すごいペースで次の本、次の本と回ってくる。)
ミステリー好きだった下の子が、少しずつ数珠繋ぎで興味を広げていった結果、イクサガミにたどりつき、天・地を経て、この本に辿り着いた。
実は、この本。学校(の朝読書の時間)に持っていくのに嵩張るという理由で、私のところに先に回ってきた。
それくらい、かなり分厚い一冊。
それでも、大河ドラマと同じ時代ということもあって、「あ!あっちに出ていた人だ」と嬉しいシンクロを感じながら、なんとか最後まで読むことができた。
連続ドラマが見れるようになったのもかなり最近のこと。
大河ドラマも通しで見られたのは、昨年の「鎌倉殿の13人」が初めてなくらいなので、ここまで来れたことが、本当に感慨深かった。
関ヶ原を好きになろうとしている
いざ行ってみた、関ヶ原。
本当にいい所だった。(急になくなる語彙力)
旅行記のようなものを書くのが苦手なので、あとは写真に任せるけれど、1日じゃ回り切れないほどの魅力のある街だった。
いつも行列というお店に最高のタイミングで入ることができた。
次に行く時には、その日定休日だったカフェに行こうかなんて話していたのに、このお店が美味しすぎて、次も確実に行くことが決定してしまった。
今でも、年パスを買っときゃよかった思うくらい、いいところだった。
グラウンドビジョンとシアターで、臨場感あふれる関ヶ原の合戦を体験することができる。
企画展をやっていない時ならば、500円であれを体験できるなんて。
子供だったら毎回大喜びしてしまうだろうし、多分私も、また行けばしっかり興奮してしまうと思う。
やりたいことはどんどん広がる
当日は、子供の頃以来の伊吹山にも登ったため、お蕎麦のあと、古戦場記念館だけしか見ることができなかった。
(古戦場記念館がとても見所のあるいいところだったので、しっかり夕方までかかった)
町の中を車で走ると、至る所に「〇〇跡」の文字。もらったパンフレットを見ると、レンタサイクルで回れるという。
絶対行く!
先程さらっと書いたけれど、久しぶりに山に登る経験もできた。(9合目から頂上までの、やさしめ登山だったけれど)
歴史を通して広がった世界は、知識だけではないみたい。今度はレンタサイクルで。レンタサイクルの世界に足を踏み込むのが待ち切れない!
絶対また行こう。
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