#01ナビック創業までの歩み

初めまして、株式会社ナビック代表の高津です。

本日より公式noteをスタートします。これから私がナビックをスタートした理由、そこまでのストーリーについて何度かに渡ってお話していきます。

改めまして、高津智仁です。

出典元:https://www.tbsradio.jp/articles/42299/
TBSラジオ「テンカイズ」に出演した際の写真です。
YouTubeで視聴可能ですので、こちらもぜひご覧ください。
「テンカイズ #98 本当に必要な場所に5Gを!ローカル5Gをテンカイ!」 https://youtu.be/5DWWb-xM024

(略歴など)
1996年03月 22歳 早稲田大学理工学部卒業
1996年04月 22歳 日本電信電話株式会社(現NTT)入社
1997年09月 23歳 NTTコムウェア株式会社転籍
2000年10月 26歳 早稲田大学国際情報通信科入学
2002年04月 28歳 株式会社JAXYを設立
2002年09月 28歳 早稲田大学国際情報通信科卒業
2005年01月 31歳 NTTコムウェア株式会社退職
2005年02月 31歳 株式会社アッカ・ネットワークス入社
        UCOMやWILLCOMとの事業提携を推進
2007年07月 33歳 ドコモとの企画会社である「株式会社アッカ・ワイヤレ
        ス」設立
        免許申請に向けて、Equity 800億円、Dept 2,400億円調達
2009年01月 35歳 株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスを設立、同社取締役 
        就任
        株式会社アッカ・ネットワークスのイー・アクセスへの合
        併に伴い、 無線部門をMBOして会社設立
2009年09月 35歳 第三者割当増資により、NEC及びIIJから約2億円を調達
2010年06月 36歳 株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス代表取締役就任
2010年10月 36歳 第三者割当増資により、KDDI株式会社から4.5億円調達
2013年06月 39歳 株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス退職
2013年08月 39歳 株式会社ナビック設立

まずは長年通信事業に携わることになったきっかけについてお話したいと思います。

大学時代、当時としては珍しく海外とやり取りをする機会がありました。海外ではメールでのやり取りが主流になっており、どんどんメールが届く事にとても驚きました

当時、参加していたサークル活動の情報交換にメールを活用しようと思いました。ノートにメールアドレスを書いて仲間に渡したのですが、周りにはメールを使っている人がおらず、結局誰からもメールは届かないまま自宅に電話が掛かってくるという状況でした。

「せっかく便利なものがあるのにもったいない」と思い、この経験を機に「インターネットを日本に根付かせる為に何かできるのではないか」と考えるようになりました。

当時、インターネットを利用する為には高額な市内通話料金を払う必要がありましたが、市内通話が0円だったアメリカを手本に、日本でもその環境を作りたいと思いました。

その為にはまず、電話の仕組みを理解し改良する仕組みを学ぶのが良いだろうと考え、技術者として日本電信電話株式会社(NTT)に入社。入社面接では、「市内通話0円を目指す!」と述べたくらいです。もともとモノづくりが好きで、入社後はエンジニアとして電話の交換機の通信ソフトの開発をしていました。

その後、ADSLが登場。しかし、ADSLを利用する為には電話の交換機に機能を追加する必要があり、私はその事業にに携わっていました。

結果、ADSLの登場により、0円ではありませんが固定料金でインターネットが利用できるようになったわけです。

その後、ADSLの会社である株式会社アッカ・ネットワークスに転職。

その頃は携帯電話の全盛期でしたが、当時携帯電話でのネット利用は非常に高額でした。しかし私は、「いずれ携帯電話でもインターネット接続は安くなる」と考えていました

有線がインターネットへ常時接続に移行したように、無線でも同じ事が起こると思っていたので、アッカ・ネットワークスでは「無線インターネットを根付かせよう」と商品企画に奔走しました。当時、WiMAXという無線技術が出現したため、そのWiMAXでのインターネット接続事業を立ち上げようとしたのです。

残念ながらWiMAX事業には国から事業免許を取得することが必要でしたが、その免許を取得することができませんでした。

その後、紆余曲折を経て2013年にナビックを設立。

気付けば30年、この業界で取り組んでいます。

実現したい事は変わらず、「より安価で高速な通信環境の提供」です。

今も取り組んでいる途中ではありますが、今回はここまででナビック創業までの話をお伝えしたいと思います。

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