自分の子育てについて気づいたことメモ(親にもコーチングが必要かも)


子育てに正解を求めてしまう

絵本の読み聞かせをすると頭が良くなる、木のおもちゃで遊ばせると想像力が高まる、食育、モンテッソーリ・シュタイナー教育は発達によい、叱らず褒めて伸ばそう。でもただ褒めるだけでは逆効果・・・
ただいま4歳と1歳の子育てをしている父親です。
幼児教育について調べるたびに膨大な情報にビビり、
「全然できていないな、もっとやってあげなきゃ」と焦る日々。
とはいえ、自分もパートナーも仕事をしているし、捧げられる時間は限られている。
比較的うまく行っている気がする。でもなんか不安。そして、この不安を相談するのも難しいと感じている。
なぜならば、おそらくフワッとした「子育ての正解」みたいなものを持っていて、その正解に近づけているかを気にしている自分がいるから。
だけど、正解自体がフワッとしているから、自分のやることに手応えがないのかなと思っている。
なので、調べたり、相談したりして色んなやり方を見聞きしても、わかったようで何かピンとこないのだろう。

コーチング視点で自分の子育ての不安を整理する

自分の中から答えを引き出すコミュニケーションスキルとしてコーチングがあります。通常は対話を通じて行うコーチングだが、コーチング視点を自分自身で持ち、自分の子育ての不安を明確にし、子育てへの向き合い方までを考えてみたいと思う。
コーチングの一般的なプロセスの一つに、理想を具体化し、理想までに必要なものを整理、優先度をつけ、達成のための課題抽出、アクションを決め、実行。というものがある。
今回はこの一般的な流れに沿って、自分自身の子育てをコーチングしていく。

「子育ての正解」(=理想)を具体化

なので、まずは、自分の中でフワッとしている「子育ての正解」という理想を具体的にしていくのがよいと考えた。
正解とはどういうことか、をブレイクダウンしていく。
・正解とは?=自分が子どもに求めていることの実現
・子どもに求めているのは?=幸せな人生を送ってほしい
・幸せな人生とは?=素敵な人に囲まれ、ワクワクできることをしている
・素敵な人とは?=一緒にいると好奇心を刺激されるユニークで優しい人
・ワクワクできることとは?=自分が心からやりたいと思うことに取り組んでいる状態
つまり、僕は親として子どもが、
「一緒にいると好奇心を刺激されるユニークで優しい人たちに囲まれ、自分が心からやりたいと思ったことに取り組んで過ごす人生を送る」
という状態を目指しているのだろう。
これが子どもにとって本当に良いのかはわからないが、子どもにとって良いはずであるという自分の仮説を立ている。

自分で持っている「正解」のために子どもに与えたいもの

次に、自分の「正解」に向けて子どもに与えたいものを具体的にしていく。状態を整理したので、次はその状態に向かうために自分が子どもに与えたいことを整理したいと思う。
<与えたいこと>
・自信を持って取り組んでほしいので、自己肯定感は高くあってほしい
・様々なことを体験し、自分を知り、広い視野を持ち、夢中になれることを見つけてほしい
・学力(いい学校を出て欲しい)はあった方が機会を得やすいので良い
・音楽やアートの素養があると人生が豊かになりそう
・語学力(主に英語)は日本だけでは立ち行かなくなるのでこの先必須
・運動神経が良いとスポーツも楽しめる
・優しさは人として絶対に必要
・非認知能力(諦めない力、共感力、コミュニケーション力など)がないと他のスキルがあっても活かせないかも

書き出してみて、多くを与えたいんだなと感じた。
おそらく上記のうちで手応えがないものが多くあるから焦るんだろうなと思う。

書いてみた気づきと向き合い方

ここまで書いてみて、自分側の気づきが明確になってきた。
自分側の気づき
・子どもに与えたいものは、やってほしいものと、やった方がよいと思っているものの2種類がある
・自分は子育てにかなり関与したいタイプ
・全てを子どもに合う形で提供したい
・提供するためのアプローチが不明瞭

その上で自分がどこに重点的に向き合いたいかを改めて考えたい。
1.子ども自身を知り、様々な体験をさせ、何かに夢中になれるきっかけを作る

〜人の才能は天然資源と同じで、探さないと見つからないし、表層に転がっているものでもなく、才能が現れる状況をつくり出すことが教育の役割であり、それぞれの個性に合わせた教育が必要〜

藤原 さと. 「探究」する学びをつくる . 株式会社平凡社

2.なるべく体を動かすこと
脳と体は直結しているので、とにかく体を動かして多くを感じ、脳を発達させてほしい。あと元気が一番!

3.子どもと愛着関係を築き、優しさと非認知能力を伸ばす
2年前に自分で書いてた。絵本の読み聞かせが大事とも書いてる。

これらが自分が向き合いたい3つの重要なことである。

この3つを軸に子育てに向き合っていきたいが、そのために自分に何ができるかを考え、実行していくことが子どものために自分がやるべきことかな。
自分自身、音楽やアートへの苦手意識があるが、子どもと一緒に取り組むのも面白そうとも思った。

今後の自分のテーマ - 何ができるか?

そして、今後は、以下のテーマに対するアクションをとっていくことが目標となる。
・幅広い種類の体験を一緒にする
・子どもの個性を観察し、その子に合ったアプローチを取る
・なるべく毎日体を動かせるようにする

そして、全て自分が関わることが重要で、このテーマのアクション実行を進めていく。

もっと深く向き合いたい部分(学力や語学力を早期で始めなくて良いのか不安に思っているなど)もあるが、コーチング視点で自分の子育てへの不安を整理してみた。

以上


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