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自分が学んだことや経験をお伝えしていきます。

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マガジン

  • 読んだ本

  • 子育てと絵本

    子どもに読み聞かせをする際の姿勢、心構え。絵本の紹介も。

  • 経験則

    自分のキャリアを通じた失敗談や学びを共有していきます。参考になると嬉しいです。

  • CRISPR-Cas9(遺伝子編集)の理解

    細胞とDNAからCRISPR-Cas9の仕組みを理解するところまで

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コーチングのコーチになりました

こんにちは、渡辺貴大です。 2022年にコーチングのコーチになりました。 最初にお伝えしますが、100%私記です。 僕がコーチングを始めたきっかけと、コーチングで何をしたいかを書いて終わりです。 1. コーチングを学び始めたきっかけ 僕はずっと会計、財務や事業計画・KPIの作成のような、いわゆる合理的に判断するために必要な情報を扱う仕事に関わっています。 なので、相手の感情や思いに向き合うコーチングは、今まで経験してきたキャリアの対岸に近いのかなと思っています。 それで

    • ナルシストに対処する、サイコパスからは逃げる

      この人と関わる度になんか気分が悪くなるな。ということがたまにある。 気分が悪くなるのも、ただムカつくのではなく、こちらが何か悪いことをした気にさせるタイプがいる。 そういうタイプと話すと、自分がいけなかったかなという落胆と、気分を害されていることの相乗効果で結構長い時間気を取られる。 こういう人とは関わりたくないのだが、関わらないといけない場合に、できる限り気分を害さないアプローチを考える。 気分が悪くなる人はどのカテゴリーに入れる?まずは箱を作って入れる。 もやっとさせる

      • 自分の子育てについて気づいたことメモ(親にもコーチングが必要かも)

        子育てに正解を求めてしまう 絵本の読み聞かせをすると頭が良くなる、木のおもちゃで遊ばせると想像力が高まる、食育、モンテッソーリ・シュタイナー教育は発達によい、叱らず褒めて伸ばそう。でもただ褒めるだけでは逆効果・・・ ただいま4歳と1歳の子育てをしている父親です。 幼児教育について調べるたびに膨大な情報にビビり、 「全然できていないな、もっとやってあげなきゃ」と焦る日々。 とはいえ、自分もパートナーも仕事をしているし、捧げられる時間は限られている。 比較的うまく行っている気

        • 採用面接時のポイントメモ

          面接について考えることがあったので、メモとしてまとめました。 組織にとって外部から新しい人に入ってもらうことは重要です。では、入ってもらうかどうかを決める際に、どこを確認していくのか。 この基準は人によってまちまちだと思っています。また、同じ人でも、日によって見るところや質問内容が変わってしまうこともあると思っています。 採用面接の際に確認する基準を設定し、面接する人の違いやその日の気分の違いによる面接評価のブレを少なくすることを目的として、以下の内容を記載しています。

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        コーチングのコーチになりました

        • ナルシストに対処する、サイコパスからは逃げる

        • 自分の子育てについて気づいたことメモ(親にもコーチングが必要かも)

        • 採用面接時のポイントメモ

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        • 読んだ本
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          先延ばしについて

          早くやった方がいいということがわかっていても、ついついやらずに放置してしまう。先延ばしは、私たちの隣を歩くパートナーみたいな存在だと思っています。 この先延ばしに関して、考えていきます。 先延ばしはなぜ嫌なのか 先延ばしの嫌なところは、実際終わっていないこと以外に、終わってないな、嫌だな。という負の感情が出てきて、つきまとうところです。 実際、心理学用語にツァイガルニク効果(完了した課題よりも完了していない課題の方が記憶に残りやすい心理現象)というものがあり、人間の構造と

          先延ばしについて

          夜と霧 - 生きる目的と生きる責任

          著者のV・E・フランクルは、著書「夜と霧」で、ニーチェの格言を用いて、言葉では表せないくらい壮絶なアウシュビッツ強制収容所の生活を、精神的に耐え、乗り越えていくために重要な考え方を記している。 夜と霧は、著者自身がアウシュビッツで過ごした体験を、心理学者の視点から書いたとても貴重な内容である。 当時はふーんと読み流していたこの文章、今読むとまた違って見える。 と、この本を久しぶりに開き、読みながら自分の過去を思い出した。 大学卒業の時と、海外の大学院にいた時、の計2回、ア

          夜と霧 - 生きる目的と生きる責任

          現時点で目指すコーチング

          僕が目指すコーチングのあり方をまとめてみます。 僕は、コーチとして、相手自身が納得できる答えを一緒に見つけていくことに、向き合っていきたいと思っています。 そのためには、コーチと相手との関係が掛け算になることが重要だと考えています。 そのために何をできるようになっていきたいか、の軸になることをつらつらと書きます。 1. 一番大事なこと - 心構え 僕が一番大事にしたくて、ちゃんと身につけたいと思っていることです。 相手の話をそのまま聴いた上で、こちらから見える視点

          現時点で目指すコーチング

          多様性の科学〜多様性は何で必要なのかわかる本

          女性の管理職を増やす、人種やバックグラウンドの多様な組織を作る。多様性の話題は盛り上がっている。 では、なぜ多様性が必要なのだろう。 本書はその問いに答えるのにすーっと腑に落ちる視点をくれる。 冒頭からはっとさせられる "我々はみな、自分自身のものの見方や考え方には無自覚だ。誰でも一定の枠組みで物事をとらえているが、その枠組みは自分には見えない。結果、違う視点で物事をとらえている人から学べることがたくさんあるのに、それに気づかずに日々をすごしてしまう" 同じ水槽を見ても

          多様性の科学〜多様性は何で必要なのかわかる本

          心理的安全性の高い組織とは?

          「心理的安全性」という言葉が使われ出したのは、Googleが優れたチームに共通する性質をリサーチしたプロジェクトアリストテレスで一気に広まったと思う。 このプロジェクトアリストテレスによって、優れた結果を残すチームにはチームメンバーの仲の良さ、ヒエラルキーの有無、バックグラウンドといった個人の性質は関係なく、一様に「チームがどのように協力できる状態になっているか」が必要であるということが示されている。 なお、プロジェクトアリストテレスでは、心理的安全性に加えて、以下の4つも

          心理的安全性の高い組織とは?

          未来のイノベーターはどう育つのか - 他人の物差しで測らない、親も負けない思いが必要

          社会に今までにない、なんらかの良いインパクトを出す。これが私のざっくり言うイノベーションの解釈です。 イノベーションを起こす人の共通項って何があるのだろうというのが本書のテーマ。 子どもと体も心も向き合い愛情を注ぐことで非認知能力を育てることができ、子どもが「自分の価値尺度を信じることができ、心からワクワクすることに取り組めて、家族や仲間と良好な関係を築いていける」ようになり、それが人生を豊かなものにする。と、別の書評で書いた。 そこから一歩踏み込んで、イノベーションを

          未来のイノベーターはどう育つのか - 他人の物差しで測らない、親も負けない思いが必要

          The Social Dilemma - 善悪の判断ができないアルゴリズムの到達点

          Netflixのドキュメンタリー映画のThe Social Dilemmaを見た。 SNSや検索エンジンの及ぼす負の側面をFacebookやgoogle、Twitterの関係者や学者へのインタビューを元に掘り下げていく内容。SNSはポジティブな面がいっぱいあるが、負の側面について考える内容が多かった。特に子どもを持つ親として。 負の側面とはSNSをやることで、以下の悪い影響がでる。 - 通知音やポップアップに絶えず意識が行き、中毒化する - 「いいね」やコメントに短期的に

          The Social Dilemma - 善悪の判断ができないアルゴリズムの到達点

          「聞く」と「聴く」は違う ~ LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる

          「聞く:hearing」と「聴く:listening」の違いはどのようなものだろう。 本書ではListen(聴く)とはどういったことなのか 聴くとは、相手の話している内容に全神経を集中させ、かつ、自分の考えを脇に置いて相手の思いを汲み取っている状態。 私たちは基本的に人の話を聞きながら、自分の解釈を考えたり別のことを考えたりしてしまう。 それは、聞いているが、聴いていないのである。 相手の言葉の裏の感情や本音、何で私に話したのか、そもそも相手が自分で気づいていない内容を

          「聞く」と「聴く」は違う ~ LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる

          スタートアップの特許の考え方

          研究開発や技術を強みとするスタートアップは特に特許戦略の組み立てが非常に重要になります。 私が会社で特許戦略や実務をやっていく上で学んだことをシェアします。 なお、以下の内容は、ヒトモノカネが非常に限られているという前提で、効果的に自社の競争力を高めるという視点で、私が考えるところをまとめています。 なぜ特許を取るのか?(回答) 競争力の源泉である自社技術を権利にし、他社にパクられないため 研究開発や技術を中心においているスタートアップは、成功するしないが競争力の源である

          スタートアップの特許の考え方

          1%^365は37倍。コツコツの凄さ - ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣

          1%の変化を365日続けると37倍になる。という話はどこかで聞いたことがあるかもしれません。 この1%の変化を続けるためには習慣化が必須という話です。 習慣化=仕組み化であり、やろうと思っていることをやれる仕組みをどのように作っていくかが、習慣化のポイントです。 テクニックよりも習慣化するための心構えや考え方が中心なので、なぜ?が明確に自分で応用をさせやすいです。 コツコツやれる人は何が違うのか?"「自制心のある」人は、(意志が強いのではなく)たいそうな意志や自制心がいらな

          1%^365は37倍。コツコツの凄さ - ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣

          私の考えるNDAのポイント

          現在開発型のスタートアップであるmicro-AMSでCFOをやっています。 そこでNDAを結ぶことが増えているので、一度NDAに関して整理をしたいです。 NDA(Non Disclosure Agreement)とは日本語で言うと「秘密保持契約」、つまりお互いの秘密な情報を守りましょうという契約で、会社の内部情報を出して深い話をしたい時に使います。 弊社は開発型のスタートアップなので、その内容を中心に考えていきたいと思います。 ちなみに、NDAやPoCや共同開発のひな形は経

          私の考えるNDAのポイント

          4.子どもと絵本を読む時に

          親や身近な人が子どもに絵本を読み聞かせることにより、非認知能力の土台となる愛情が形成され、内的モチベーションを生み出します。そして、非認知能力が育ちます。さらに、絵本を通じた擬似体験を通じて、認知能力を育て、その過程で非認知能力も一緒に育っていきます。 1 幼児教育の考え方(私見)で書いた内容です。 この考え方において、子どもにどのように絵本を読むのがよいのでしょうか? やることよりもやらないことを整理やるべきことは色々な本に色々書いてあるだろうし、子どもの興味や性格によ

          4.子どもと絵本を読む時に