見出し画像

noteで綴っていた記事を1つにまとめて「e-book」として出版。中身はパリの滞在記です。売り場は「アマゾン」と「Apple Books」。noteを含め販売先それぞれの相違点について、少しここで語っておきたいと思います。

トップ写真は「Apple Books」で読む「COUCOU PARIS Part3」の目次。ページ画面がずらずら出て分かりやすい。文字だけの目次ビューと切り替えができます。

紙の本ならこのページは表紙の次のページ「扉」に当たります。

nabetsumaは2022年から個人出版を始めて、書き溜めたブログから文章を移動させながら電子本作りを行っています。今回のCOUCOU PARIS Part3が12作品目となりました。2年間で12作品・・そこそこ増えてきました。

◆「note」「Apple Books」「Amazon」、3つの販売先の相違点・・

まずは、noteとAmazonはデバイスを選びませんが、「Apple Books」だとAppleのアプリ「ブック」を使うためApple製品を使わないと読めません。

加えて、多くの人に読んでほしいから「献本/プレゼント機能」はマストアイテムですが、noteとApple Booksにはその機能がありますが、Amazonにはありません。何度かその方法を模索しましたが、結局のところAmazonギフト券をプレゼントし献本先の相手に購入してもらうか、Kindle Unlimitedに登録をお願いして無料で読んでもらうか、KDPセレクトの「本の無料キャンペーン」を行ってその期間に読んでもらうしかありません。

ここで1つ注意点。「Kindle Unlimitedを利用するためのKDPセレクト」に登録した場合は契約がAmazon独占ですので、noteで同じ記事は公開できません。Amazonとnoteの双方で自分の電子本を公開したいなら、Amazonの契約は「35%ロイヤリティの契約(KDPセレクトには登録せず)」にする必要があります。

加えて、noteのプレゼント機能は献本先のメアドさえ分かれば簡単に贈ることが可能です。先方にはメール内に記事を流し込んだ状態で送られるので、デバイスに専用のアプリを入れないと読めないAmazonやApple Booksと比べると容易に読むことができます。

電子の世界に馴染んでいる方々には想像もつかないかもしれませんが、新しいアプリをわざわざ入れてもらい、贈った電子本を読めるよういかに操作するかなどを伝えたり説明して相手に理解してもらうのは並大抵のことではありません。知り合いの何人かは途中で投げてしまいました。

こう書いてくると、noteで記事を有償販売するのは制約が少なくて良い方法だと分かります。が・・今回の「COUCOU PARIS Part3」はnoteで計11回の連載、文字数が全部で43,219になりました。エピソードが11回なので1エピソード平均4,000文字。これが電子ブックになると「165ページ」です。

これを縦読みで長々と読んでいくより(noteだとこの方法)、ページ両開きで横読みするほうが(Apple BooksやKindleでは可能)わたしは好きです。まあ人それぞれの好みというところでしょうか。

まとめると、

🔳デバイスを選ばない=note・Amazon
🔳献本/プレゼント機能あり=note・Apple Books
🔳容易に献本できる=note
🔳横読みできる=Apple Books・Amazon

お・ま・け

noteの記事の編集時に「文字数が画面に表示される」ことはとても良い機能だと思います。COUCOU PARIS Part3を数日ごとに間隔をあけてアップロードする際に1エピソードをどのくらいで終わるかと考える際にとても役立ちました。

青丸で囲んだところが「文字数」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?