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メルカリの取引、終了後に届いたメッセージに思わず心がほっこり。”自分が愛用した後には、赤ん坊の息子にいつか引き継いで使ってもらいたい”という思いが綴られていました。
7年前からメルカリで売り買いしています。これは北欧のデザイナーズブランドの椅子を出品した際の経験談です。自分用に買った中古の椅子(状態良好)の座高の高さがどうにも合わず、やむなく出品したのでした。
買う人に椅子の状態がよく分かるようにと、写真をハンパなく撮影し、当時の登録写真最大10枚を目一杯使い、さらにそのうち2枚を4カットずつにしました。7年間の取引のなかで一番情報量を費やした出品だったので記憶に残っています。
取引終了後に購入者から届いたのが次のコメントでした。5年も前のことなのでメルカリ側の取引メッセージはもう残っていませんし、記憶も確かではありませんが、おおよそこのような内容だったかと。
「今年産まれた息子に、将来彼が大人になったら何か自分が使ったモノを譲りたいと考えその何かを探していました。長持ちして使うことで味が出るようなと考えたところ、このデンマーク製の椅子に辿り着きました。親父になったことを祝ってまずは自分に贈り、それを息子に譲る! うれしさ倍増のアイデアを思いついたことがたまりません」。
ストレートな喜びが伝わってきてこちらも幸せな気持ちになりました。コンディションは良かったとはいえすでに2オーナーの椅子です。それがこの先もう2オーナープラスになる・・こうやって受け継がれていくことがモノとしての幸せなのかもしれません。そして、それはオーナーたちの思い出と共に。
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