表紙_塗り足しあり_

対話型検討会に関する資料

現在、公刊物として以下の資料があります(※2022年9月29日、6と7を追記)。

1.渡辺貴裕、岩瀬直樹「より深い省察の促進を目指す対話型模擬授業検討会を軸とした教師教育の取り組み」『日本教師教育学会年報』第26号、2017年9月、136-146頁
←「対話型模擬授業検討会」のコンセプトを世に出し実践を紹介した、学会誌掲載の実践論文です。

2.渡辺貴裕「「対話型模擬授業検討会」を通した、リフレクションの深め方のトレーニング」『リフレクション大全(授業づくりネットワークNo.31)』学事出版、2019年1月、84-89頁
http://www.gakuji.co.jp/book/978-4-7619-2393-8.html
←実際の検討会の様子を紹介しています

3.渡辺貴裕(編)、植野泰廣・老子卓冶・高野あみ・長屋聖慰・百瀬雅治・森島一貴・大和啓介(作成協力)『日本教師教育学会第28回研究大会 大会校企画② 「対話型模擬授業検討会」の実演とそれをめぐって 報告書』2019年2月
←学会大会における企画として行ったもの。そのときに実演した模擬授業や検討会の様子(検討会の文字起こしとその図解つき!)、ラウンドテーブルでの議論が集録されています。

報告書表紙


こちらからダウンロード可能。
http://ir.u-gakugei.ac.jp/handle/2309/152088
さらに、こちらでこのときの模擬授業と検討会の動画を視聴できます。
模擬授業
https://www.youtube.com/watch?v=4xqfH7kdg5A&feature=youtu.be
検討会
https://www.youtube.com/watch?v=AdvKiyS097o&feature=youtu.be

4.渡辺貴裕「協働的でより深い省察を伴う授業検討会に向けての話し合いの様相の変容 ―教職大学院における模擬授業検討会の取り組みの事例を手がかりに―」『日本教師教育学会年報』第28号、2019年9月、96-106頁
←院生たちによる対話型模擬授業検討会での話し合いの様子が1年間でどのように変化するのかを明らかにした研究論文です。

5.渡辺貴裕(監修)、池寿瑞子・岩井健太・河本はるか・小泉志信・小林直貴・佐々木琴美・佐藤穂奈美・初見駿・三塚平(著)『院生が答える! 対話型模擬授業検討会Q&A』2020年2月
←院生が学外とのコラボでの経験をもとに作成した、対話型模擬授業検討会でよく尋ねられる質問に対して当事者の視点で回答をまとめた冊子です。

表紙(塗り足しなし)

こちらからダウンロード可能。
http://hdl.handle.net/2309/152348

6.園部友里恵「何が現職教員学生を「学習者になること」から妨げるのか  ―模擬授業実践における学部新卒学生との経験差に着目して―」『質的心理学研究』20 巻Special号、2021年、S82-S89頁。
←現職教員院生の場合に顕著に見られる「学習者」へのなりにくさの内実を、院生当人へのインタビューをもとに明らかにした論文です。

7.渡辺貴裕「学習者の視点に立った省察を行える教師を育てる ―「対話型模擬授業検討会」の取り組みを手がかりに―」日本社会科教育学会編『教科専門性をはぐくむ教師教育』東信堂、2022年、46-62頁。
←校種や教科が混在する環境で対話型模擬授業検討会を行うことの意義について触れています。

おまけ1
2018年度までの見学者に配布していた「5分でわかる 対話型模擬授業検討会」。2019年度からの大学院改組に伴い、大学の授業科目名等に一部変更がありますが、おおよその内容は現在でも通用します。

5分でわかる対話型模擬授業検討会&カリ授演習(A3)_ページ_1

おまけ2
対話型模擬授業検討会そのものではありませんが、学習者や授業者として感じたこと・考えたことを出し合って、そこで出てきたものをもとに掘りさげていくようなやり方は、この書籍でも見ることができます。架空の大学生5人が登場し、アドバイザー「わたあめ先生」のもと、授業づくりの考え方とその学び方を学んでいきます。
渡辺貴裕『小学校の模擬授業とリフレクションで学ぶ 授業づくりの考え方』くろしお出版、2019年
https://www.9640.jp/book_view/?782

授業づくりの考え方 カバー

(渡辺貴裕)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?