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夕暮れ七変化 #SIGMA fp L

秋は夕暮れと枕草子でもあるように、この時期の夕暮れはとても趣深いものがあります。日が沈み、刻一刻と移り変わる空の色。徐々に明るくなり始める街。そうした情景の変化が1日の中でも大きい時間帯でもあります。

陽が沈むころ

夕方、それまでは空高くで輝いていた太陽が徐々に高度を下げ、街並みを横から照らすようになります。その時、陽が当たる部分とそうでない部分のコントラストが大きくなり、街並みに立体感が生まれます。それだけでなく、太陽の光が空高くの雲を下から照らすことになり、空も立体的に感じることができます。

薄明の始まり

太陽が沈むと、人々の生活は徐々に夜を迎える準備を始めます。まだ日没直後は空も明るく、明かりがなくても人々は生活することができます。「市民薄明」とも言われる時間帯です。

市民薄明の初めの頃
市民薄明の終わりの頃

太陽が沈み30分ほど経つと、徐々に街は明かりがつきはじめます。たった30分の空の色の変化、街の変化を楽しむことができるのです。そして、この時間はまだ太陽の光が空高いところには届きます。つまり、地上はもう日が沈んでいますが、上空はまだ太陽光が残っている時間帯となるため、高いビルや雲だけ照らされる、いわば「夕暮れボーナスタイム」がやってきます。

そして、夜へ

そんな夕暮れボーナスタイムも束の間。気づけば街はすっかり夜の準備が出来上がっています。

ほぼ夜ですね

今日はここまで。

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