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サブ4を目指した2015年 其の3

さて、前回記事でイケメンコーチに勧められて悩んだ末、¥20,000-の大枚叩いてビブラム5フィンガーズを購入した2015年5月

はたして効果のほどは...

履いてみた

早速履いてみました。
それまで当たり前にようにクッションがあったランニングシューズしか履いてなかった足には
「ほぼ裸足」😱
地下足袋に近い感覚。
ベアフットランニング練習が目的とはいえ、これで走ったらどうなるのか、想像もつかない。

走ってみた

そして走ってみました。
イケメンコーチの教え通り、体の前傾に伴って足が出て、真下に着地を意識しながら
軽ーくキロ6分位のペースでジョギング。
もちろん今までとは違ってアスファルトの温度が直に感じられる。
少々の小石でも「痛っ!」ってなる。
要するに裸足だと怪我するから最低限のゴムで保護してだけって感じ。
つま先着地をイメージするとふくらはぎがビンビン(この表現で合ってるのか?😅)
そんな感じで5kmジョグ終了...

結果

2つの痛みに襲われました😭😭
1.靴擦れ
それも5本に分かれてる指の間に

2.ふくらはぎ
今まで味わったことないほどのふくらはぎの筋肉痛。マラソン10年やってきたのに、たった5km走っただけで、その後2、3日まともに歩けないほどの筋肉痛😭😭
これはきつかったですね。
なにしろ家の階段まともに降りられなかったですから。
完全に生まれたての小鹿状態(笑)
でも後から考えると、これでかなりふくらはぎが鍛えられたの間違いないようです。

その後、ふくらはぎの痛みが無くなる→走る→靴擦れとふくらはぎ痛
のスパイラル。
だんだんストレスになってきて、イケメンコーチに
「俺には向いてない!やめるわ!」
とブチ切れメール
するとイケメンコーチは冷静に
「やるかやめるかはNabeさん次第なので止めません。
でもやめたら、今までと同じマラソンのままです。それでもよければやめてください」
...ってそれ「やめるな」って言ってるじゃん😅脅しじゃん😅

冷静になって考えたら
「イケメンコーチと心中する」
って決心したはず(なんかアッチ系の人みたい😅)
彼を信じてやってみるって決めたんだろ!(ますますアッチ😅)

それから文句言わず5本指で走りました。
もちろん20kmとか長い距離は通常のランニングシューズを履いていたんですが、だんだんたまにロング走で履くランニングシューズの方に
違和感を感じるようになってきたのです。
なんかこう、重いというかブヨブヨといか...
そしてふくらはぎの筋肉痛もだんだんなくなっていき、毎日ビブラムで走れるくらいになっていったのです。
おそらくこの頃からベアフットに近い走りになってきたんだと思います。

でも!でもですよ。
ベアフットに近い走りになって、コーチにお墨付きをもらっても、実際サブ4で走れる保証はないわけです。正直、半信半疑でした。

さて、この2015年5月から練習を始めて6月、7月...
実はこの年の9月27日に開催される第1回オホーツク網走マラソンにエントリーしたのですが、なぜその大会を選んだのか、またコーチングを受け始めたのが先かエントリーしたのが先か、ここの記憶が定かではないのですが、第1回オホーツク網走マラソンに出る事は決まっていました。
つまり、イケメンコーチのレッスンを受けて、最初に走るレースが
オホーツク網走マラソンだったわけです。

たぶん、
・第1回大会っていうのにとても興味があった。
・網走のコースが前半アップダウンはあるものの、後半比較的フラットなコースだった。

・たまには北のマラソンに出ようと思った。
そんな理由だったと思います。

梅雨が明けて、猛暑になり、お盆が過ぎ、ビブラムとイケメンコーチに鍛えられながら9月を迎えました。

レース前、最後のイケメンコーチとの練習。
そこで宣言しました。

「俺!網走絶対サブ4で走る」

ではなく、
「キロ6分でどこまで行けるか試してくる」😅

サブ4ではなく、とにかく足を痛めずに、歩かず止まらずに完走したい。
サブ4はその先!楽しくゆっくり網走の景色を楽しもう。
そう思ったのです。

そしてその日の練習は1mも走らず、レース本番の走り方を中心に全て立ち話🤣

そして握手をしてイケメンコーチと別れたのでした。

いよいよ本番

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