見出し画像

中性


女性が好きだ。
女性は美しいし、それだけで彼女らの生を肯定したくなる。

男性にはそこまで思えない。
美を司るのが女性なら、男性はそうではないように思う。
つい減点式で見てしまう。

ただ、男性の中にも当然ながら女性性がある。
時々それがハッキリと見える人がいて、そういう男性に対して私は、美しいとか、愛おしいと感じる。

女性の中にも男性性がある。
私はそれが割とつよい方なんだろう。
だから男性の方が同性に感じられ、女性を異性のように感じる日も多い。

男性を怖いと思うとき、決して男性性に対して思ってるわけじゃない。
ただ肉体的な話。
あるいは、未熟な男性性に対する嫌悪感。

私の男性性も未熟だから。
男性性の豊かな人を見ると、女性に対する思いとはまた別の意味で心惹かれる。
多分これは、羨望なんやろう。


私は男性という器が好きではないけど、あなた自身のことは好きなんだ。
女性という器が好きだけど、あなたを本当の意味で理解できてる自信はないんだ。

これが、ビリー・アイリッシュのカミングアウト、久しぶりの偏頭痛に、家族や友人らとの会話を通じて、最近思ったこと。

中性的なところを見つけるのが好きってことかな


生きる糧にします