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家族4人で、 #大地の芸術祭2022へ その3


三省ハウスでの宿泊

 すみません、調子こいてたらその3になってしまった。1泊2日なんだけど。
 三省ハウスのことをすこし。
 ここには2009年に来た前回もお世話になった。その時の印象がとても良かったので今回も迷いなくここに決めた。ほかの宿より安い。それは女性部屋と男性部屋に分かれていて、各部屋(元教室)は8組ほどだったろうか、二段ベットが並べてあるドミトリータイプなのである。共同のハンガーラックと小物干し、あと扇風機が置いてある。私たちは一泊二食付きでお世話になった。入浴はシャワー室があるが、近隣が温泉街なのでどこかで日帰り温泉を楽しんでから来るのがいい。

■夕食

 夕食は地場産野菜をふんだんに使った種類豊富なおかずおかずおかず!お肉も、もちろんお米も美味しかった!アルコールは新潟限定缶ビール「風味爽快ニシテ」。サッポロビールなのだけれど、今HPを見たら、サッポロビールの生みの親・育ての親は新潟県人だったらしい。ご縁があるのね。ジュースはない。美味しいお水有。

三省ハウスの夕食。米も野菜も美味しかった。

■朝の周辺散歩

 朝は早めに起きて父さんと散歩。もっと早く起きて美人林というその名の通り美しいブナ林まで行きたかったのだけれど子ども寝てるし、時間を気にしながら行くのはつまらんので次回のお楽しみにすることに。三省ハウス近辺をふらふら。

早朝の三省ハウスから。

■朝食 ほか

 そして、戻ってくると、食堂の厨房には見慣れない野菜が!これは何?冬瓜?

三省ハウスで謎の野菜発見!

 野菜の正体は、〈夕顔〉という野菜で、そういえば夕食で冬瓜だと思って食べていたものは全てこの夕顔だったらしい。スタッフさんが教えてくれた。この辺りでは冬瓜ではなくて夕顔ですね。とのことだった。そしてなんと、スタッフさんは帰りに寄れたらぜひ寄ったらいいと、おすすめの野菜直売所を教えてくれた。これは寄らねば。
 6時半には起きていた下のチビは7時からの朝ご飯まで持て余していたが、こういう時のためにリュックに小さな竹トンボとチビお手製の紙飛行機を忍ばせておいた。二人で広い階段を使って飛ばして遊んでいたらあっという間に朝食タイムに。

階段の踊り場にも花が。
ここで紙飛行機とか竹とんぼ飛ばしてた。


 朝ご飯も新潟野菜たっぷり美味しくいただいて、セルフのコーヒーを淹れて飲んだ。ドリップコーヒーパックが2種類置いてあり、電気ドリップケトルでお湯を沸かして淹れて飲む。一杯100円。これがまた手軽だけど美味しかった。前来た時はなかった。旅の1日の始まりに、こういうちょっとしたサービスがホッとする。

食後の珈琲時間もこの景色見ながらゆるりと。


 三省ハウスはエアコンがない。1階の談話室はある。ドミトリーには扇風機のみ。食堂でお願いすれば冷却ジェル枕を貸してくれる。この”エアコンなし泊”が私にとっては思いの外快適だったのだ。実は仕事の疲れも溜まっていたのか、出発前日夜からエアコンによるアレルギーの鼻炎がひどくなっていた。薬も持たずに出てきてしまい、昼の蕎麦屋では「ソレ、持って帰ってくださいね。」と、鼻かんだティッシュの山を指さされずいぶん嫌がられてしまった(コロナ禍ということもありことさら)。とほほ。でも、三省ハウスで一晩寝たら翌日には嘘のようにすっかり良くなっていた。三省ハウスにして本当に良かった。いつも床に布団敷いて寝ている子ども達は大きな二段ベットに大興奮。大喜びだった。エアコン好きな父さんが気がかりだったが、朝聞いてみたら「冷却ジェル枕あったから快適だったよ!」とのことだった。良かった。みんな良かった。
 コロナ禍でこういう宿の運営は大変だと思うけれど、またお世話になりたいから頑張ってほしいな。

右手が一階食堂。左側の廊下は
学校だった時そのままのきしむ廊下。
この音がまたいい。

そして、まさかのその4へ。こんなに長くなるとは〜。暑苦しいほどの芸術祭愛。。。つづく。


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