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何度も聴いているのに、何度も涙腺崩壊する曲

気付いたときにはもう、両目から涙が溢れていた。
そうだ、この曲はいつも背中を押してくれる。
なんだか色んなことを上手くできていないもどかしさを感じていた自分に、ちょうどいいタイミングで届けられた贈り物だった。

それはポルノグラフィティのデビュー日。
9月8日20時に配信が始まったTikTokライブを観ていたときのこと。
厳島神社への奉納演奏として行われたこの日のライブは、荘厳な社殿をバックに、正面にはあの有名な赤い鳥居を見つめるような場所がステージとなっていた。

1曲目は大事な大事なデビュー曲『アポロ』。
本当にいくつアレンジのバージョンがあるんだろう?
いっそアレンジ違いの『アポロ』だけを集めたアルバムをリリースしてくれないかな、とさえ思うくらいにいろんな顔を持つ曲に育っている。
この日のアレンジももちろん最高にカッコよくて、パソコンを前に体育座りして微動だにせず聴いていた。
2曲目の『ハネウマライダー』も相変わらずノリが良くて、1月から始まるツアーがよりいっそう楽しみになった。

そして3曲目。
イントロを聴いた瞬間に「ヤバい」と思った。
今まで参戦したライブで、この曲を聴いて泣かなかったことなんて1度もないんじゃないか?
そう思うくらい、毎回泣かされている曲だ。
3曲目『ギフト』の歌詞は、刺さる言葉が多すぎて、聴くといつも涙腺崩壊を起こしているような気さえする。
noteを書くにあたって、歌詞の自分が好きな部分を引用させてもらおうと思ったけれど、ダメだった。
1曲を通して前に進んでいく主人公の姿が好きなのであって、どこかがピンポイントで好きとかではない、と気付いた。
そしてこの日の演奏が、歌い方が、今までにないくらい優しかった。
バンドの編成がそうさせたのか、アレンジのせいか、それとも場の力か。いろんな条件が合わさってできたものなんだろう。

その後の『サウダージ』も『アビが鳴く』ももちろん素敵な演奏だったし、特に『アビが鳴く』は厳島神社の奉納演奏するにふさわしい曲だと思う。

でもこの日のライブを思い出すとき、私が真っ先に思い浮かべるのはきっと『ギフト』なんだろうな。

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最近いつ泣いたかわかんないくらい泣いていないかも。
そんな内容のnoteを昨日アップしましたが、アップしてから気付きました。
めちゃめちゃ最近、感動してボロボロ泣いてたじゃん、私!
何でそれを忘れていたのかな。
ということで、私の「書く習慣 1ケ月チャレンジ」異例の2日間連続同テーマ投稿です。


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