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【牛まみれ】牛に囲まれた恐怖体験

今回は、高校時代にアルゼンチンで留学していた時に体験した、アルゼンチン🇦🇷ならではの経験について話します。

まず、アルゼンチンは国土が日本の約7倍という面積を持つ土地です。
さらに、パンパという低草原地帯がアルゼンチン中部に位置しているため、草を好む牛にとって恵まれた土地柄となっています。

そんな牛にとって、天国のような地では大量の牛が放牧されて、のびのびとストレスフリーに過ごしています。

牛が放牧されている様子
たまに、子豚が遊んでいることも

もちろん、最終的に牛は食肉として加工されて出荷されてしまうのですが、このパンパのお陰でアルゼンチンの食肉文化はとても豊かな物です。
(アサード、チョリパンetc...
今回の話とは関係ないので、別の機会で書けれたらなと思います。)

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アルゼンチンの食肉について、興味のある方はこちらをご覧ください。
https://lin.alic.go.jp/alic/month/domefore/2015/mar/wrepo01.htm

元の話に戻りますが、このように牛が自由に生きている土地で留学していると、牛が町中で暴れたりすることが時々あります。

さらに車に紛れて、牛車が車道を通る現代日本では考えられない中々にカオスな状態でした。

そのようなワイルドな地で過ごしていると、遊び方もワイルドになりまして、遊ぶとしたら自然の中でサイクリングしたり川遊びなどが日常茶飯事でした。

そんな状況の中、とある夏の日に友人と放牧地と林が隣接しているサイクリング専用道を走っていたら、突然茂みの中から前に牛2匹現れました。

あまりにも突然のことにびっくりして、後ろに引き返して逃げようとしたら、後ろからも一匹牛が出てきて。退路を塞がれる状態になってしまったのです。

しかも、登場すると同時に「モー🐮」と大きな声でワザと脅かしてきたのです。

こんな感じ

その結果、逃げ出すこともできなく自分の体の2倍以上もの大きさの獣3体としばらく過ごすことになりました。

その間わずか数分ではあると思うのですが、体感としては何時間にも感じられる時を過ごすと、自然と牛は元の茂みへと入っていき、私たちは難を逃れることができました。

ワイルドな地には、このようなワイルドなことが付き物なのですね。

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さらにまた話は変わりますが、私が住んでいた地域ではサイクリング道やハイキングエリア、川沿い。どこにでも、牛が現れてよく糞を残していきます。

そのフンは、ホールケーキの大きさをしており、色が茶色である点から現地民からはChocó Torta (チョコレートケーキ)という愛称で親しまれています。🎂

名前は可愛らしいですが、とんでもない存在であちこちに落ちていることからハイキングをしている際に何回も遭遇し、運の悪い時には踏んでしまう恐れのあるとんでもない存在です。
(実際、私自身も複数回踏んで悲しい経験をしたことがあります笑笑)

今回も読んでくださり、ありがとうございました!

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