サウナにハマるまで　その4

何度かお風呂話をしていると、友人が誘ってくれることがある。
その中の一人に銭湯通いをしている人がいて
「銭湯のサウナは安くて良いよー」
というわけ。
私も銭湯は行くことあるけど、別料金だし小さいし、ちょっと敬遠してた。
「近くに広めのサウナでイイトコ見つけたんだ。」
ってなわけで一緒に行ってみた。

ナルホド確かに広めかも。
常連らしきオバ様達は一番下で談笑している。
私達は中間あたりの段に座ることにした。
テレビではワイドショーを映し出してる。
テレビ見ながらだと、時間も結構経ってしまうけど、初回はあまり汗をかけず。
友人は、よく汗が出るらしい。

そこを出たり入ったりしてるうちに、まあまあ汗も出てくるように。
2回目か3回目で、その時はやってきた。
何だか頭のテッペンから悪いモノがヒョーっと抜け出る感じがした。
そんでもって頭の中がクリアになった感じ。
『これか？ととのいって？』
なんとなくおぼろげながら、不思議な感覚に酔いしれた。

椅子に座っている時に、足全体がまだらに赤くなっている私を見た友人は
「コレは、イイ感じのサインだ。こんなに早く出るなんて、いいねぇ〜。」
と教えてくれた。
後で知ったけど、これが「あまみ」というやつらしい。

イロイロ学んだ友人との銭湯だったなー。