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サラワク屋台事情 03/05 ラクサ/コロミー/経済飯 

トンプソンズ・コーナーでは、コロ・ミー(スープ無しラーメン)、サラワク・ラクサ、チキン・ライス、BBQライス、肉まん(シュウマイ、粽、ポピア(春巻き)等含む)、肉骨茶(バクテー)及び土鍋飯、経済飯屋、素麺(ミー・スア)屋、サンドイッチ屋(NEW)、各種麺及び各種一品料理屋、ロティ・チャナイ屋と、マレーシアやサラワクに来て、食べなければならないものは、殆ど揃っています。これが、我々の昼時の台所となっている所以ですし、月曜日は基本的には休日ですが、経済飯屋と、他の日の売り上げが少ない店が月曜日にあけますので、年中無休といって良いでしょう。食事前の読者の方は、さらにお腹が減った事でしょう。



先ず、私の大好きな、1週間食べないと禁断症状を起こすコロ・ミーからご紹介しましょう。いわゆるラーメンなのですが、スープが無いラーメンで、麺を油+調味料で絡めて、チャーシューと豚肉のミンチ、ネギ、大蒜と玉ねぎを細かく刻んでカラッと揚げた物がのっているのが、コロ・ミー(RM 5.00)です。調味料は、店によって、それぞれ秘伝がある様で、時折、すごく美味しいコロ・ミーに出会う事もしばしばですが、ここトンプソンズ・コーナーのコロ・ミーは、いたって、ベーシックな感じで飽きがきません。ゴマ油を調味料に入れる店もあるのですが、1回目は、斬新で美味しいと思いますが、癖があるので、何度も食べてみようとは思いません。一方、スープのあるラーメンを食べたい方は、ミー・スープ(RM 5.00)と言えば出て来ますが、鶏で出汁をとったあっさりのラーメンです。具は、コロ・ミーと同じです。 豚骨王国で育った私は、どうも、この腰の抜けたスープが駄目で、ミー・スープを食べたのは、1番最初にここに来た時に知らずに食べた以来、口にしていません。でも、日本人全般で言うと、ミー・スープの方が人気があるようです。今では、麺も、チリチリ麺、平麺、クエ・ティアオ(きし麺風)、ビーフン、そして、細麺などあり、好きな麺を選んで作ってくれます。中でも、細麺をコロ・ミーで食べると、麺の独特の匂いが、豚骨ラーメンに使用されている麺の匂いと同じですので、故郷を懐かしながら食べてます。この店では、ワンタン・ミー(RM 6.00)というのがあり、小さなお椀にワンタンの入ったスープとコロ・ミーの醤油味のセットです。この場合のコロ・ミーの味は、少しこってりです。又、マシュルーム・チキン・ミー(RM 7.50)というのは、鳥のささ身と椎茸とネギと野菜等が入った揚げ麺を使うラーメンで、出汁の良く取れたスープです。雰囲気は、チキン・ラーメン豪華版と言う感じです。

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