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【就活】012 「自分らしさ」「自分の魅力」とは?

【就活】なべじゅんコーチの「みんな 自分らしく」 No.12

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** 自分らしく、自分の魅力を伝える就活へ  **
** 第1章 理論背景編 02         **
**  2.「自分らしさ」「自分の魅力」とは?**
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就活学生さんを コーチングで支援している
”なべじゅん” コーチです。

さて今日は、面接で伝えるべき「自分らしさ」「自分の魅力」について、お話しましょう。

<今日の結論>
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・「自分らしさ」は、性格・長所・強み を言うだけでは、伝わらない。
・それが、周りの人に、<★どれだけ役立つか> を語っていきましょう。
・あなたが「自分らしさ」を使って、<★周りの人が感謝すること>を起こせるからこそ、周りの人が「あなたの魅力」として感じてくれる。
・「自分が輝ける場」を探し、その家(会社)のドアをノックしているのが
就活なのです。
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2.「自分らしさ」とは?

「自分らしさ」を就活の面接で語る理由、面接官が知りたがる理由は、第4回でも説明しましたね。

https://note.com/nabe_jun/n/n4154efd228a5

ここでは、さらに補足説明します。
そもそもに戻って、「自分らしさ」とは、何を指しているのでしょう?
 

1.「自分らしさ」って、何を答えるの? 

Q. 一番「自分らしい」と思うところを、教えてください。
と面接官に聞かれたら、何を答えればいいのでしょう?

そもそも、ここで求められている「自分らしさ」って、なんでしょうね? 
・「長所」や「強み」を言えばいいのですかね?
・それとも「性格」ですか?
 
結果的には、面接で「自分を選んでください」とのアピールするためなのですから、自分の良いところという意味では、「長所、強み」であり、またそれにつながる自分の認識という点では「性格」にもなるでしょう。
 

2.でも、それだけでは、伝わらないですよ、

例)
・「私は、忍耐力があります」 (性格)
・「私は、どんなに難しくて自分には無理かも、と思うことがあっても、翌日には気持ちを切り替えて前向きに取り組めます。」 (長所・強み)
と言われても、アピールとしては、目的の半分しか満たせていないんです
 

その あなたの特徴が、<★どれだけ役に立つか?> ということが、アピールなのです。ですから、上記の長所につなげて、
・「私は、気持ちを切り替えて、前向きに取り組むことができるので、
計画に遅れを出すことなく、目標達成ができます。」 とか、
・「・・・前向きに取り組むことができます。
  周りの友人からも、あなたに任せておけば、絶対に結果を出してくれる安心感があると言われます。」
などの <★得られるもの><★自分や周りにとっての価値>を伝えることが大事なんです。
(仕事って、得たい結果を得ることが目的ですからね、)
 

3.「自分の魅力」とは?

「自分らしさ」は、
それが、<★どれだけ役に立つか?> までを伝えることが大事。
それも「自分にとって」だけでなく、「周りにとっての価値」(周りの人が得る、良いこと)まで、伝えていこう。
と話しましたので、
「自分の魅力」という意味も見えてきたかと思います。
 
周りの人(会社であれば同僚や取引先の方、さらにお客様などを含みます)から見れば、その人にとって、あなたがどんないいことをしてくれるのか、となりますので、
「〇〇さんって、いつも、私のことを気にかけてくれていて、なんか一緒にいると元気になれるんだよね。」とか、
「〇〇さんって、議論が混乱したときに、いつも、物事を俯瞰してみてくれているから、何を明らかにしたらいいかを整理して、わかりやすくみんなに提案してくれるんだよね。」とか、
 このような、相手に満足を与えた結果を、どう言ってもらえるか? 周りの人は、自分のファンになってくれていて、何とコメントしてくれているか(くれそうか)と考えるといいでしょうね。
 <相手を満足させることが、仕事の存在意義ですので、>
 

4.就活は 順序付けではない

就活は、大学入試のような「順位付け」「順序の競争」ではないと言いました。
  
ここまでの「自分らしく」「自分の魅力」を伝えることを意識すれば、自分が探している「入社したい」会社とは、 
(※「入社すべき」でも、「入社できる」でもありませんよ)

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★自分が、「自分らしく」活躍できる場、
自分が成し遂げたことに対して、自分の気持ち(感情)も うれしい! ワクワクする! となる場(職場)であり、
周りの仲間(同僚)もそれを支援・応援してくれ、一緒に喜んでくれる場、
すなわち、「自分が輝ける場」を探しているのです。
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そこに入るために、あなたは、ドアをノックしているのです。

「私は、とても優秀ですから、この家(会社)に住まわせてください」ではなく、
「私は、この家(第一志望の会社)の雰囲気が気に入りました、一緒に住むことになる皆さんのことも大好きです。 私って、こんな人なので、皆さんと一緒に、良いことが起こせると思っているので、是非とも仲間に入れてください。」
という、お話をしに来ていると思った方が、就活を楽しくできそうと思いませんか? これから長い時間を一緒に過ごす、シェアハウスを探しているようなものです。
 

5.注意してほしいこと; 診断型サイトの活用

今、数多くの就活サイトがあり、みなさんも活用されていると思います。
質問に答えることで、自分の強みや、価値観などを分析してくれますが、以下については、注意してほしいと思います。

■注意:分類された診断結果なので、そのまま鵜呑みにしないこと。
・定められたパターンに当てはめた結果なので、あなた個人のことを示しているというよりは、このパターンに分類された人には、そういう傾向がある、という確率論の提示になります。
・悪く言うと、占い師が「あなたは、これです!」と決めつけているようなところがあるのです。(血液診断で、B型は〇〇だ! と言われても、必ずしもB型の全員がそれに当てはまるわけではないですよね、)
 
もちろん、自分を知る、自己分析ツールとしては、どんどん活用してください。しかし、そのまま、「そうなんだー」と受け入れるのではなく、【自分のこれまでの体験と照らし合わせても、確かにそうだ!】と確信できるものかを、自己検証する意識を必ず持ちましょう
 
★なので、ESで書いている体験談(エピソード)の場面において、自己分析をしっかりとした結果から<<も>>、やっぱり こういう「強み」で自分も納得いってます。ということが大事になります。
 <※ 自己分析の深さによっても、影響を受けます>
 
★これ、周りの人(家族、友人)などに、他己分析をお願いするときも同じですよ。相手は自分の一面しか知らず、その知っていることからの「判断」としてコメントする傾向があります。(ジョハリの窓)
 周りの人からコメントをもらうことは大事なので、積極的にもらいましょう。でも、うまくやるには、自分なりの分析結果も相手に伝えた上で、相手に「それについても、どう思う? どう見えている?」とすると、お互いの意見からあらたな気づきにつながるので、いいかもしれません。

今日は、ここまでにしたいと思います。
 

<今日の結論>
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・「自分らしさ」は、性格・長所・強み を言うだけでは、伝わらない。
・それが、周りの人に、<★どれだけ役立つか> を語っていきましょう。
・あなたが「自分らしさ」を使って、<★周りの人が感謝すること>を起こせるからこそ、周りの人が「あなたの魅力」として感じてくれる。
・「自分が輝ける場」を探し、その家(会社)のドアをノックしているのが
就活なのです。
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次回は「強み」と「弱み」について、話していきましょう。
お楽しみに♪

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■ Finding Mine 代表  なべじゅんコーチ
 感情に着目した自己分析から「自分らしさ」を引き出す 寄り添いコーチ






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