2018年8月 吾妻線完乗と四万温泉日帰り旅
今回は2018年8月に吾妻線に乗って四万温泉へ日帰り入浴に行った時の記録です。使用切符はおそらく青春18きっぷです。
吾妻線完乗
武蔵小杉からSSLに揺られて高崎へ。
高崎8:53発の吾妻線大前行に乗り、終点大前まで吾妻線を乗り潰しました。
この時、上越線や吾妻線は高崎始発から新前橋始発に変更された列車が増えてはいたものの、時刻表を見るとこの列車は高崎始発だったようです。当時は改悪と言われていた新前橋での系統分離は、現在定着したのでしょうか。
群馬の普通列車は国鉄211系でオールロングシート(ほぼ)です。車窓は素晴らしいのにロングシートで窓には経年ゆえの傷が多く景色が見づらいのが残念です。観光客はSL・ELや特急に乗ってくださいということですね。
新前橋で両毛線、渋川で上越線と別れ、ローカル線らしくなってきましたが、吾妻線は草津温泉へのアクセス路線で特急が走る重要な路線です。2014年には八ッ場ダム建設に伴い、川原湯温泉付近の全長10キロ程度の線路を高台へ移設しました。今回吾妻線は初乗車だったので、旧線の様子は知りませんが、景色がよく、日本で一番短いトンネルもあったそうですね。
長野原草津口で観光客が降り、万座・鹿沢口で地元の方が降りると車内には乗り鉄さんが残ります。万座・鹿沢口の次が路線の終点大前ですが、万座・鹿沢口止まりの普通列車が多く、大前まで行く便は一日5往復と意外と乗りつぶし難易度が高い路線です。
10時38分 大前に到着です。
11時発の新前橋行きで折り返しました。
四万温泉へ
大前駅から57分で中之条駅に到着。四万温泉に向かいました。
四万温泉は吾妻線中之条駅からバスで40分ほどで行ける山あいの温泉地です。歴史ある温泉ですが、江戸時代末期には廃れてしまったものの、明治中頃より交通網の発達で湯治場として盛んになったようです。
四万の病に効く、草津の仕上げ湯などと言われています。
詳しいことは下記ホームページをご覧ください。
今回の旅で四万温泉をチョイスしたのも理由があり、戦前に曾祖父が結核の療養で四万温泉に訪れていた記録があったので、ご先祖様の足跡を辿る目的で訪問することにしました。
日帰り入浴はやはり積善館にしました。
入浴したのは昭和5年に建てられた国の登録有形文化財である元禄の湯です。
浴室内には5つの浴槽が並んでおり、それぞれ温度が違ったと記憶しています。温泉は足元湧出です。座るには少し深い浴槽だったので、浴槽内に椅子が設置されていたと思います。立ちながら湯に浸かる方が身体にいいそうで、古い温泉施設は浴槽が深いことがあります。
また、脱衣所と浴室が分かれていないことに驚いた記憶があります。
積善館は江戸時代の貴重な湯宿建築が残っており、日帰り入浴後に少し見学をしたと思います。現在の状況は不明ですので、事前確認をお勧めします。
リゾートやまどりに乗車
四万温泉を満喫し帰路につきます。
帰りも中之条駅まで路線バスで戻りました。
中之条駅に戻ると「リゾートやまどり」という臨時快速列車が来るとのことで急いで指定席券売機で空席情報を検索。鉄道旅好きですが臨時列車の指定席を自動券売機で購入することがこの時初経験で、乗換案内から列車を検索する術を習得しました。特急列車は最初の画面で選択できますが、臨時快速列車は無いので初見では難しいと思います。
※中之条駅のみどりの窓口はこの時すでに廃止されていました。
リゾートやまどりは確か大宮行でしたので、大宮まで乗っていきたかったのですが残念ながら満席。高崎までは空席があったので乗車することにしました。
16:35発? 中之条
四万温泉を出発した頃から天候は夕立模様でした。
これぞ群馬の夏!という感じで好きだったりします。
雨上がりには虹も現れました。
(群馬にはゴロピカリというお米の品種もあるそうですね。)
17:26? 高崎に到着
青春18切符なので帰りも高崎線の普通列車で忍耐の旅。(とは言いつつもグリーン車課金しました。)
週末パスと休日おでかけパスの間くらいの新幹線課金可能な切符とかあったらいいですね~
今回も読んでいただきありがとうございました。
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