「安達としまむら」への愛が溢れすぎたので語りたい
※注意
この記事は「安達としまむら」単行本5巻(アニメの内容まで)以降のネタバレを含む可能性があります。また、解釈違いなどもあると思いますが解釈にはなるべく納得できるだけの根拠を示していこうと思いますので最後まで見ていただけると幸いです。
ではまずアニメの話からいきましょう
作画、声優、心情描写、曲、世界観
どれをとっても素晴らしく制作陣の愛が伝わってくる作品でした。
中でも僕が得に素晴らしいと思ったのは世界観と心情描写です。どちらも「安達としまむら」という作品を特別にしている重要な要素だと考えます。
この2つの要素無くして作者の描いた世界は絶対に成立しません。
アニメでは実に丁寧に描写されていて、あの細かい心情描写と独特の世界観がアニメでも表現されているのは本当に眼福です。
さて、ではいよいよ原作の話をしましょう。
ここからは主に原作を読んだ人向けの話をしていこうと思います。
話したいことが多すぎてどれから話そうかとても迷うのですが、まず「安達としまむら」という作品について。
僕は「安達としまむら」という作品を味わうにあたって、先程も書きました「世界観」を特に重視します。
その上に2人の関係性が描かれていると感じるからです。
これは2人の関係性が低次のものであると言っているわけではありません。
いや、仮に世界観に目を向けなくても小説を楽しむことはできます。この要素は2人の関係性に直接は関わってこないからです。
ですが同時に2人の関係性が成り立つために不可欠なものでもあるという気がしてならないのです。
「安達としまむら」という作品は世界観と2人の関係性が絶妙に絡み合うことで一つのまとまった世界を形作っている
と、少々大げさかもしれませんがそんな風に感じるわけです。
見やすい部分だけを拾うのは楽だし疲れなくて済みます。あるいは目を向ける必要がないと感じている人もいるかもしれません。
そのような楽しみ方を否定する権利は誰にもありません。楽しみ方は人それぞれです。
ですが、僕はより多くの人に作者の描いた「世界」に目を向けてほしいのです。
じっと見つめようとすると目が痛くなるかもしれません。それでも見つめ続けて目眩を起こすかもしれません。
でも、その先できっと新しい視点に出会えます。
その出会いがあなたの人生にとって良いものであると僕は確信します。
そしてその視点を手に入れた時、あなたは「安達としまむら」の「世界」を好きになることができるでしょう。安達も、しまむらも、2人の関係も、2人が生きている世界も、唯一無二のものです。
僕は作者が描いたそのような物全てが大好きです。
同じように思ってくれる人が一人でも増えるといいなと思います。
なんだか随分壮大な話になっていましたね笑
ほんとはもう一つのポイントである心情描写とかキャラクターの話とか原作の感想とかも語りたかったんですがさすがに長くなりすぎるので次の機会に回します。
というか注意に書いたのにネタバレも解釈もしてませんね笑
次はもっと構想を練ってから書こうと思います笑
ここまで見ていただいてありがとうございました
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