1日2題の英文和訳 【解説編】 Jul.19.2024
今日も短い英文で難易度はとても低めです。簡単に解説していきましょう。
【第1問】
「人々が嘘を見抜く精度は54%で、それは無作為に推測するよりも少し良い精度であるに過ぎないことを結果は明らかにした。」
【解説】
文の大構造は"The results revealed that SV 〜."「結果は〜ということを明らかにした」という形ですね。
that節内は54 percentという単位付きの数詞がaccrateという形容詞を副詞的に修飾しています。よって直訳すると、
people were 54 percent accurate on average in detecting lies
(人々は嘘を見抜くことにおいて平均で54%正確だった)
となります。この文章の内容全体を先行詞とする非制限用法の関係代名詞節が続きます。「そのことは〜」と続けるのが直訳です。onlyがあるので少し否定文的な日本語になりますね。
難易度は低めの英文和訳問題だと思います。
【第2問】
「子どもたちはかつては自宅の前で遊ぶことも多かったけれども、このような場所も自動車の存在が原因でますます少なくなり、子どもたちの安全を脅かすものとなっている。」
【解説】
接続詞whileが構成する譲歩の意味の従属節から始まります。従属節の動詞には現在とは異なる過去の習慣を表す助動詞used toが用いられていますので、訳し忘れに注意したいですね。
主節側は第2文型の文で、原因を表す前置詞due toによる前置詞句が1つついているだけですね。
threateningは「脅迫的な」という形容詞ですが、今回は他動詞threaten「〜を脅す、おびやかす」の意味から考えて、「子どもたちの安全を脅かすような」という意味で訳しました。この単語だけは少し考えどころだと思います。
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