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新しくもらった自分の役割について

Colorbathでは、ネパールやマラウイ、日本の学校現場をフィールドに様々な活動をしています。

ざっくり、「国際協力」「ソーシャルビジネス」といった言葉でまとめる事が多いですが、事業やプロジェクト、案件単位で分けると、現在17の活動があります。
もちろん、この中には代表の吉川さんだけで対応している新規案件があったり、これから動き出す、まだ「種」の状態のプロジェクトがあったりもするのですが、とにかく活動が多岐にわたるので、1日の中でもネパールとマラウイ、ビジネス的なことと支援的なこと、など頭を切り替えながら取り組んでいます。

そして今、多岐にわたるプロジェクトを抱えながら、より高い成果を上げていこうと、チームの体制や仕組みの転換期が来ています。

具体的に変わるのは、3年後の上位目標設定、年単位、月単位の目標設定を経営層からおろし、それを各プロジェクトメンバーにも浸透させることを徹底していく、という部分です。

これまでも、中長期目標や年間目標、それに基づいた活動計画はあったのですが、時にプロジェクトメンバーが計画を作ったり、その計画の達成責任や実行責任の区分が曖昧になっていたりということがありました。

また、四半期ごとに計画を立てて活動を進め、四半期の終わりに振り返りをするということはしていたのですが、期中に目標達成に向けた進捗を追う、という仕組みは整っておらず、目標に向けた活動と+@の活動が混同されて、どの指標で評価するべきかが曖昧になることもありました。

こうした背景を受けて、まずは、現在継続的に動いているプロジェクトで、かつ、ほぼ吉川さんだけで対応している新規案件以外を、きちんと目標達成に向けて活動が回る仕組みに乗せていこう、というのが現在地です。

その中で自分は、四半期サイクルと呼ばれる、期初、期中、期末の会議体や進捗確認の仕組みを運用していく担当になりました。

これは、仕組み自体を私が決めたり、ましてや上位目標を決めたりする、という役割ではないのですが、上位目標や四半期サイクルの意義といった経営層の考えを理解して、それがチームに浸透するように運用をしていく、というのが役割です。

ただ、言葉というか概念では理解していたつもりなのですが、会議の中でどんな役割を果たすといいのか、メンバーにどんな働きかけをするといいのか、という具体の部分までは、あまりしっくりきていませんでした。

昨日も、四半期サイクルの会議の一つがあったのですが、正直あまり自分が貢献できたなという実感が持てていなかったところ、むつみさんから電話をもらいました。

「吉川さんや大地さんは、目標や仕組み、体制について、メインスピーカーとして話すから、司会やMCみたいな役割は兼務しにくいんだよね。二人が自分が話した後に、直接メンバーに「どう?」ってきいても、それはそれで圧迫感があって聞きづらい。だから、そういった部分をなぱが担っていけるといいんじゃないかなと思う。」

このアドバイスをもらって、一つ自分ができること、役割が明確になりました。
吉川さんとかが話し終わった後に、どんなコメントや後押しをすれば、チームに仕組みや考えが浸透していくのだろう、とずっと考えていたのですが、役割はもっとシンプルだったのだな、と気づきました。

もちろん、話を受けて自分の思ったことや考えを話す、ということも大事ですが、会議を明るく進行する、潤滑油となるように配慮のある声掛けをする、みたいなことが、今自分が任された役割としては、フィットするのだろうなと思いました。

司会やファシリといった部分は、得意な領域ではないですが、会議に向かう姿勢や考え方は1年前よりはだいぶアップデートされた部分もあるので、最初からできると思わず、一つずつトライしていこうと思います。

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