欠かせない躾の問題

子供にはどんな大人になって欲しいか、子供が小さければ小さい程無限大の可能性を感じてしまいます。

大切にしていること

我が家は長男、次男二人共同じように、ある程度は自由にさせています。
その中でもいくつか心掛けていることがあるのですが、

  • 好奇心を育む

  • 挨拶はしっかりとする

  • 当たり前のことを当たり前にできるように

特に最後が難しいのですが、一つずつ棚卸ししたいと思います。

好奇心を育む

子供の興味の種はどこにでも転がっています。
大人にとっては空が青いことも夜になると暗くなることも当然ですが、年長の長男にとっても世界は不思議だらけ。
疑問を口に出して、どうしてか一緒に考えるようにしています。

答えが正しいかどうかは関係なく、自分で考えて答えを出す、というのが中々難しいです。
例えば、なんで雲が太陽を隠してしまうの? という疑問。
風に乗って雲が動いた方向に太陽があるのだと大人なら簡単に想像できますが、子供の世界では違った答えが出てきます。
夜になると月が出て太陽がいなくなるのは、夜は太陽は寝る時間だけど月は起きる時間だから遊ぼうって出てくるのだそうです。

正しい答えでなくとも、考えてそれを口にすることで段々と論理的思考が養われるのかな、と思います。
また、そうして考える癖をつけることで、あれはなんだろう、これはどうしてだろうという好奇心がくすぐられるようです。

挨拶はしっかりとする

挨拶は人間関係の基本だと思っています。
挨拶はできるに越したことはないですし、できて当たり前のことだとも私は思っています。

挨拶をされて嫌な人はいませんし、大きな声で「こんにちは」「ありがとう」が言えるなら、是非ともそうすべきだと思っています。

これに関しては親が実践するだけでした。
スーパーで子連れで会計しているとカゴを運んで貰ったり、外食で料理を持ってきて貰った時に「ありがとう」を伝える。
近所の人に会った時はおはよう、こんにちはの挨拶をする。
子供が騒いで道を塞いでしまった時はすみません、と謝る。
道を渡るときに車が譲ってくれたら、軽く手を上げて会釈をする。

本当に当たり前で些細なことです。
でも、都度挨拶をしている親を見て、子供は真似をします。
挨拶を忘れている時は、何か忘れていないか聞いてみます。
そうすると、考える癖がついている子ども達ですから少し考えれば自分で答えを出して、挨拶ができます。
自分で気付いて挨拶をするのが一番大事だと思います。

当たり前のことを当たり前にできる

これは大人でも中々難しいことだと思います。

約束は守る。遅刻をしない。挨拶をする。話を聞くときは相手の顔を見る。悪いことをしたと思ったらしっかり謝罪する。思ったことを伝える。人の嫌がることをしない。

子供との些細な約束でも、破っていては子供も約束を破るようになります。
我が家では、確実に守れる約束以外は全部「頑張るけど、できなかったらごめんね」と先に伝えています。

例えば保育園の帰宅後、一緒に遊んで欲しいというお願い。
夕食の準備に手間取ったり、お風呂が長引いて就寝時間になったらほとんど遊べません。
だから、超特急で頑張るから一緒に頑張れるか聞きます。そして、本人が頑張ると言ったのならこちらもたとえ5分でも一緒に遊びます。

小さな約束でも、守られる経験を積むことで、子ども達も自然と約束は守らなければならない、と実感しているようです。

勉強よりも大切なこと

正直、勉強ができるならそれに越したことはないです。
けれど、勉強ができるよりも、自ら考えて行動できる、人間力の高い人間になるために必要なことは、勉強ではないとも思っています。

だって、勉強なんかいつからでもできます。
それよりも、もっと生活に直結した力を育てるための手助けをするのが親の役割だとも思います。

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