保活奮闘記~次男の場合〜

長男は全てが初めてでバタバタでしたが、予定日では3学年差となる次男は生まれる前からドタバタでした。

産前休暇

産休に入るにあたって引き継ぎをしている最中。ちょうど30週の検診で、唐突に今から入院だと言われました。
先生曰く、子宮頸管が2センチ、子宮口も4センチ程開いているとのことで、自覚症状がなかったものの今から陣痛始まってもおかしくない状況。
笑い事ではなく、通勤電車内や会社で産気付かなくて良かったと思いながら各所へ連絡。
はじめは、長男と留守番している主人へ。それから、長男預けなければならないので私の実家、最後に上司へ。
最後に、土曜保育をしているだろう保育園へも連絡。普段早朝保育も使っていたのですが、実家だと定年退職した父がいるので早朝には行きません。なので、余計な心配をかけないように。

あと一週間で有給使って早めの産休を取る予定の所でした。産休に入ってから入院準備をしようと思っていたので、さすがにドタバタ。動き回って入院準備を整えてくれた主人には頭が上がりません。

また、上司へは月曜日に仕事を一つ残してしまっての急なお休み。本当に申し訳なかったですし、退院の目処も立たずに申し訳なかったです。

こうして、産休は各所を巻き込んで騒然としながらも幕を開けたのでした。

入院中

長男に会いたい!

すぐに早産防止のための点滴に繋がれ、長男は実家へ預けられ、荷物を届けてもらいました。
平日は洗濯物を実家の母にお願いし、毎日長男の様子を聞かせてもらいました。
離れていると、泣いてないかな、寂しい思いさせてしまったなと長男のことばかり考えてしまいます。けれど、お腹の次男も心配で、入院中は長男に会いたいばかり考えていました。

出産の危機

入院中の検査で、一度子宮頸管が伸びていました。
このまま順調に伸びても口が開いているので退院は難しいものの、寝たきりの絶対安静よりは起き上がれるようになるので、編み物したりできるかな、と期待を持っていました。
が、次の検査ではなんと子宮頸管0。未熟児扱いだと万が一を考えると別の病院へ搬送となります。後々聞いた話だと、立ち会った看護師さんは救急車の手配等を考えていたそうです。
病棟満室などもある病院でも年に一回、二回程度しかないぐらいのことだったようです。

そして、発熱もしました。
34週ぐらいの時、酷いダルさでトイレに行くのも一苦労。原因も不明で、解熱剤貰ったりお腹の張りを確認したり、中々とバタバタしていましたが何とか一日で快癒。これも看護師さんから出産後に聞いたのは、発熱中は規則的に弱い陣痛が来ていたのでそのまま生まれてもおかしくない、とのことでした。

点滴離脱

切迫早産での入院は、36週までで終わりです。
点滴を外すと陣痛から出産する方もいますし、そのまま退院できる人もいる、と言う話でした。
ところで私の実家はマンションで、この状況でなければ階段でも十分に上がれる階数でした。ですが、36週で退院となると、マンションの老朽化でエレベーターがちょうど使えない時期。そして、実家には一月以上会っていない長男がいます。久しぶりに再会しても、またすぐに出産で一週間会えなくなるのは長男にも可愛そうすぎる。
そういった環境要因もあり、できれば早産でもこのまま生んでしまった方が都合が良く、悩みのタネでした。

当日はやはり点滴の薬効が抜けてくると陣痛が始まり、すんなり生まれたようで長男よりも生んだあとは楽でした。
産後病室を移動すると、出会う看護師さん達に身軽に歩いてるのを見ては驚かれていました。

産後、育休中

産後の自宅待機

長男の時と違い、傷もほとんどなく貧血もない、安産だったこともありとにかく元気でした。
二人目育児で多少余裕もあり、長男は日中保育園。ひと月以上入院していたわたしは自由に動けることで、親に呆れられるぐらい元気でした。
なので、一ヶ月検診終了ですぐに自宅へ帰ってきました。

毎日の長男の送迎で一日2回の強制散歩、朝も起きてお風呂も規則的と、次男も生活リズムが身に付くのが早く、夜も比較的すんなり寝る子でした。
なので、日中長男がいない間は午前中家事、午後のんびりとする毎日でした。

そうこうしている間に、夏が過ぎて秋となりました。4月入園のためには、3月生まれの次男は別で願書を出さなければいけません。
4月の願書は11月中、延長のための願書は来年1月中です。職場に2回も申請するのも気が引けたのと、性格上1月は忘れそうなので、10月に申請を出して待機することにしました。
待機前提なのもあって希望園は長男と同じ保育園一つのみ、役所の方へ延長のための書類手続きについても確認しました。

ところで、長男の園は以前も書きましたが人気園です。
駅徒歩5分、広い公園と隣接していて幼児のカリキュラムも豊富。先生方曰く幼児クラスになると中々沢山は遊べない、とのこと。
別に詰め込み学習ではありませんが、月に一回の習い事が一つに月2回がニ種類、毎週が3つにその他行事があるので、確かに下手な大人より多忙かもしれません。
空きが出てもすぐに枠が埋まるので、余計に待機期間を稼いで4月入園しやすいようにしたい、という思いもありました。
が、なんと結果は待機せずに入園確定。
たまたま10月末の退園がクラスに出て、兄弟加点で11月から入園できるとのこと。
さすがに想定していなかったので、一旦返事を保留にして職場へ連絡。話し合いでとりあえずは11月中の復帰となりました。

つまりは

次男のときは、兄弟加点やその他の要因があって、保活らしい保活をしないで終わりました。
4月申請は、本来なら小規模保育園という2歳クラスまでの近くの園を一緒に希望を出そうと思っていましたが、そちらとのご縁もなく。
兄弟加点がある自治体の方は、年度途中の申請にご注意ください。

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