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余白の時間を楽しむ

ここ数日間を実家で過ごして、余白を楽しむって大事なことだなぁと思いました。

普段、日中は仕事、仕事終わりも休日も、何か意義のあることをしなきゃと考え動き回ることが多かった。本を読んだり、ネットで情報収集したり。けれどどこか虚しさというか、物足りなさを感じていました。

先日、渋谷ヒカリエホールで開催されている「平間至展 写真のうた -PHOTO SONGS-」へ行ってきました。平間至展は、タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめ数多くのアーティストを撮影し、それまでにない新しいスタイルを打ち出したと評価される写真家。本展は、彼の200点を超える作品が展示される展覧会です。(開催期間:2023/7/8(土)~8/23(水))

そこでこんな言葉を見つけました。

音楽は役に立たない。
役に立たないから素晴らしい。
役に立たないものが存在できない世界は恐ろしい。

坂本慎太郎

ああその通りだと。社会人になってからというもの、ボーっとする時間を無駄に感じてしまって、何か有意義なことをしなければと自分を急き立てていたような気がします。

電車の窓からぼーっと眺め、キラキラと光る川を見て思いを馳せること、手が届きそうなくらいのところにある入道雲を見て、夏のど真ん中にいると思うこと。

ニュースを追うだけではなくて、自分の感性に従って、のんびりと「余白」の時間を楽しむこと。そのような時間の使い方もしたいなと思う、このごろでした。


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