二十世紀美術の反体制

二十世紀以後の美術史で、極めて特異なのはジョルジョ・デ・キリコ。所謂「形而上絵画」の後。単なる「古典主義絵画」とも、私は思えない。「制度外」「反体制」というなら、世界のアートの司令塔だったニューヨーク近代美術館から排除されていた(毒舌でもあったという)キリコが、過去では最も当たるのではないか。反知性主義という意味でも。

齋藤恵汰@_satoketa·21時間
これまで以上に現代美術(コンテンポラリーアート)が反体制的でない制度上のものでしかなくなることを想像する。観客に訴えかける必要はなくなりステークホルダーで仕事を回す業界の徹底。それはジャンルが「面白さ」という反知性主義を失い、キャリア形成のための職人的な技術の展示場になることだ。https://twitter.com/_satoketa/status/1672255433724272645

参照。

彦坂なおよしチャンネル
作品制作の3段階・キリコの画集
https://www.youtube.com/watch?v=jZgOPMoh3vU

作品画像参照。

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