全共闘=それ以後

彦坂尚嘉さんの場合、歴史を考察する真摯さと同時に、その自己が関わる部分で受けた「トラウマ」が何度でも回帰し語りの中に入り込んでくるという格闘がある。他者にヒステリックという印象を与え、真摯な中心が聞かれなくなる。これは日本の美術の全体的に見て不幸な性質。80年代以後の世代は「トラウマから逃げ去れ」を信じたが、それは実は個々が叶っていない。同じなんですね。

参照。

【絵画の終わり以後の絵画】現代美術家・彦坂なおよし
https://www.youtube.com/watch?v=VkrMHUEFjEE

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