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風景写真のレタッチVol.2

12/21更新
年末SALEに加え、Vol.1アンケートに答えてくださった方の中から抽選で3名様に全額キャッシュバックキャンペーン開催中。
※アンケートに答えてくださった方全員対象。(キャンペーン開催前に購入された方も対象です。)
12/31までに記入した方のみ。1月上旬に当選者にご連絡いたします。
アンケートは記事末にあります。


この記事は、Misaki Nagaoによる風景写真における色調補正、レタッチの方法を解説した記事になります。
先日の記事で説明した通り、主にレタッチに躓いた方、新しい知見を得たい方に向けて発信します。
私が数年かけて研究を重ねてきたものなので有料になりますが、私の写真が好きな方、私をサポートしてくれている方に届けば幸いです。

技術的障壁を越えるための一助となるよう、私のレタッチのノウハウの一部を次回以降、少しずつ書き起こせたら良いなと思う

マンネリ化の打開

前提として、Lightroom、Photoshopはインストール済み、また使用に慣れている方に向けます。レタッチ作業は主にPhotoshopを使用します。あまり使ったことがない方にもわかるよう説明しますが、操作方法や用語の説明については省略します。

また、レタッチにはルミノシティマスク(輝度マスク)を多用するので、
Tony Kuyper氏により公開されているTK Basic V6 Panelを導入するのがおすすめです。メーリングリストに登録することで無料で入手することができます。
以下サイトから入手してください。
(現在、TK9までのバージョンが出ていますが、ルミノシティマスクを作成する以外の用途では基本的に使わないので最もベーシックなTK6で問題ありません。)
Photoshopへのプラグインのインストール方法はここでは記載しないので別途調べてください。

ルミノシティマスクは、海外では広く使われている手法で、現在日本でもかなり広まり使っている人は多い印象。
より高度な作品を作るには写真の部分的な補正が必要になります。
部分的に補正するために選択範囲を作るのだが、ブラシなど手動で作成するには境界などが不自然になり限界があります。
ルミノシティマスクの場合、輝度情報から自動演算処理で作成され、違和感なく選択範囲を作成できる点が大変有用です。
特に明るい部分だけ、暗い部分だけを補正したい場合など、ブラシを使用するよりはるかに簡単なのでぜひ使いこなせるようになってください。


前回は風景写真の色にまつわる話について書きました。

大変多くの方に購読いただき、参考になる等うれしいお言葉のメッセージや声を頂きました。ありがとうございます。
これを機に、風景写真に対する考え方や捉え方の幅を拡げていただき、それぞれのもっと深い楽しみ方を見つけていただければ幸いです。

今回のVol.2では写真における重要なコントラストや仕上がりや見栄えに直結するような事についてお話ししていきたいと思います。
また記事末にあるアンケートもよろしくお願いします。

では始めます。

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