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読書記録を書こうとしたら脱線しすぎた。

今日もお疲れ様です。

今日私は今年27冊目の読書を終えました。
今年は100冊読むことを目標としていたのに、まだ27冊なんて自分でびっくりしている。
でもね、これって何の基準もなく、ただキリがいいからという理由で掲げた目標なの。本なんてどれも違うから、200ページで終わる本もあれば、この前読んだんだけど、600ページもある本だってあるわけで、しかもその本は字まで小さかった!
どんな本を読むかもわからないのに、霧がいいからなんて理由で100札なんてたいそれた目標を立てた自分はとても浅はかだったな。

そのほかに映画100本アニメもたくさん見る予定だったり、小説を書くことだったり、旅行もいろんなところに行く目標を立てた。
毎年恒例の100リスト。
浅はかだったとは言え、目標は目標だし、書いて定期的に読み返して目につくようにすることで、実際に行動しようと思うきっかけも増えるし、別に達成できなかったからといってなにもない。だから、書くだけで、それをたまに見ることで私はこれがしたいんだと、心に刻むことができるからとてもいいと思っている。

あ、すごい前置き長いね。
今回は読んだ本の感想にしようと思っていたんだけど、前置きがとても長くなってしまった。

私は本を読むことは好きだけれど、感想を書くのはとても苦手だから、何とか先延ばしにしようと、こんなに長く書いてしまったのかも。
一応読書記録もつけて、感想も書いているけれど、いまいちしっくりこないし、自分が感じたことの半分も書残せてないな、と思いながら、記録をつけている。

そんな私が今回読んだのは、
伊坂幸太郎さんの「あるキング」。

伊坂さんはとても好きで、読む本読む本大好きになるし、読むたびに伊坂さんへの尊敬の念が増していっている。
だから近いうちに伊坂さんの作品を制覇したい。まだまだ道のりは長い。

「あるキング」

これは裏表紙にも書いてある通り、今までの伊坂さんの作品とは一味もふた味も違う作品だった。
今までも、と私がいうのは少し違うかも。
発売順に読んでいるわけではないから。
でも、気になったのからどんどん読んでいる私からいっても、ほかに読んだどの伊坂作品とも違う印象を受けた。語り手の感じも、どこか違う人のお話を読んでいるようで、でも何だか伊坂さんのような感じも受けつつ、やっぱり舞台が仙台だから、ほっとする。

天才は困らない。道を誤らない限り、シンデレラストーリーみたいに、キラキラ輝いた道があるんだろう、と思っているけれど。
それを面白く、悲劇にも喜劇にも取れるように物語にしている。
この主人公は幸せだったのか。不幸だったのか。
主人公の感情はほとんどと言っていいほど語られない。
でも、よくある青春漫画みたいに、親の選んだ道なんて嫌だ!と思っているそぶりすら見せずにただ、野球をすることを使命に生きていいた主人公は、何だかかわいそうだった。

難しいけれど。本当に私の個人的な感想。
野球人生は終わってしまったとしても、
幸せに生きているといいな。

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