#06 就職を目前に、プチ家出してみた
2022年ももう3月。
柔らかい春の陽気が町中を少しずつ包み込む中、春が大好きな私は嬉しく思う反面、大学卒業まであと1ヶ月切ったという現実を受け止めきれずにいました。
残り30日、大学生のうちにできることってなんだろうと思いつつ、惰性で日々がすぎていく中、焦りを感じていました。
その中、前にバイトしていたゲストハウスで従業員限定の特別価格で宿泊できるとの情報を聞き、早速2週間の仮1人暮らし生活を実行するに至ったのです。
楽しかった2週間もすぎ、早いことに明日が最終日。
2週間住んでみての感想としては、「実行してよかった」の一言に尽きる。
誰の目線も干渉もない中で、自分の性格がよーーくわかったというか。
「1人でもちゃんとした生活を送れる」と思っていたけど、コンタクトをつけたまま寝落ちしてしまったり、風呂も入らないまま寝落ちしてしまったり、15時ごろの気持ち良い時間帯に3時間くらい昼寝をしてしまったり。
睡魔や怠惰に勝てない日々がよくありました。
ただ、もちろん悪い発見だけではなくて、
私は極度の面倒くさがりなんですが、面倒くさがりだからこそ、出かける直前に必要なものが見つからないのが面倒くさすぎてこまめに部屋の片付けをしたり、マスクや生活必需品の置き場所をきっちり決めたり、脱いだ下着や靴下を洗濯ネットに毎日ちゃんとしまったり。
意外とまめな部分もあるよーという発見は、実家だけでなく、1人しかいない空間でもちゃんと行動に移せるという自信にも繋がりました。
アウトドアだと思っていたけれど、自室でゴロゴロする時間が結構好きだし
好きな人と会うことで、話すことで元気がチャージされるということもしれました。
自分から動いて、世界を広げないと日々になんの変化も現れないので、同居人のもえさんに話しかけてみたり、元バイト先の人とか4月からの同期とご飯行く予定も入れたりしていました。
なんやかんやで自立した、1人の大人になった気分でしたね...。
実家だとやっぱり、親や兄弟など“甘えられる”“頼れる”空間があるので、自分の責任しかない生活は結構刺激的でした。
キッチンがないのが少し大変で残念で、「自分しかご飯を食べない」状況で果たして私はご飯を作るのか問題は正直、ひとり暮らしをする前に解消しておきたい問題ではありました。
いやーーーー寂しい。これまであんなに時間があったのに、ほぼ毎日ダラダラして、16時とか微妙な時間に昼寝したりだとか、怠惰な生活を過ごしていたけど、この2週間がとても名残おしい。
でも本当、実行できてよかった。
大学生活最後の良い思い出作りができた。
残りの時間もとても楽しむ!
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