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かわいいおじさんの生態(2)

前回 → かわいいおじさんの生態(1) 加えて、入戸屋先生は「かわいい」の日本的特徴にも言及している。 ある文化において、特定の生物学的反応が注目されるのは、それを許容したり重視したりする価値観があるからである。 日本において「かわいい」文化が発展・普及した原因として、ここでは「甘え」とよばれる愛されることへの期待と、「縮み志向」とよばれる小さいものを愛する価値観に注目したい。 「甘え」とは、周囲からの容認や愛を期待する行動や欲求である。「甘え」の視点からすると、海外(

    • かわいいおじさんの生態(1)

      4月17日付けの日経MJに、「夜景がおじさんのひのき舞台」という記事が掲載されていた。 写真家・オケタニ教授が撮影する、おじさんに関する記事だった。 記事によれば、オケタニさんはどこにでもいるおじさんを撮影し、その写真をSNSにアップしているという。 写真集も出版して、個展も2回開催して、その個展では「推しメン」と写真撮影する女性ファンもいる。オケタニ教授のInstagramには、たくさんのおじさんたちが様々な表情を見せていた。 いつ頃からか、おじさんを「かわいい」と表現

      • 夢追う子供をやめた○○へ(らくがき)

        友人Aが言った。 全員が全員なりたいものになれるわけがない、という社会構造を無視して、 夢とか希望とか、個性を追いかけることを推奨したら、 ○○になりたかった人という謎の肩書きの無能が増えるだけだ、と。 友人Bが言った。 やりたいことをやればいい、好きなことをやればいい、は、無責任だ。 やりたいことは、やらなきゃいけないことをやった先に手が届くものだ、と。 好きなことを好きなだけやるにも、同じくやらなきゃいけないことがあるのだと。 彼らは言った。 プランBを模索しな

      かわいいおじさんの生態(2)